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はてなキーワード: エントリーとは

2007-09-17

炎上させるための5つの方法

  • 誰かの「安心感」を揺るがす
    • ある職業に就いている人に「その職業は先行き不安だよ」と言えば反発を受けやすい。
    • ある主張をしている人に、その論点を揺るがすような指摘をすれば反論を引き出しやすい。
      • どちらの場合も、反論の余地を作ることが重要。上の「論理的なミス」もしくは「倫理的なミス」を混ぜ込むとよい。

鬱状態なんで、いらない感情を吐きすてる

吐きすてますよ。

溜め込むと寝れそうに無いので増田で書いておく。

本当にどうでもいいことならば、ローカルに書いて置けばいいのだろうけど、やはりどこかで誰かに相手してもらいたいという甘ったるい感情があるのだろうな。

罵倒でもいいからレスポンスがほしい、そんな感情があるのでしょうね。ネットに文章を書き込むということはそんな思いがあるからなのだろう。

ネットワークの中で何千何百書き込まれるエントリーで埋もれればいい。そんな矛盾した感情もあるのだけれど。

自分のアクションで、他人が影響されて行動を変化させる、そのことを非常に私は恐れている。

自分の行動が誰かに影響を与えることは、理解している。

でも、そのことが非常に嫌なのだ。

その考え方が生きていくうえで、非常に面倒な考え方だということも、客観的には理解している。

自分が今生きていることも、過去の無数の人間関係の上に成り立っている事だって分かっている。

でもそれだけだ。

何だろ、誰にも相手されないのは嫌なのだけど、深い人間関係の中に入っていくのは億劫

社交辞令、建前、予定調和キャラ作り

社会的に生きていくうえでのスキル。それが必要なことであることは理解している。

でもそれだけなんだよね。

自分自身の感情とか思いとか、そんなものは生きていくうえでは必要ないのかなと考えたりする。

でもって、感情的に本気でなれるものはいまだにない。

とりあえず、社会的に彼女とかも必要なのかなと思って、付き合ってみたこともあるのだけれど、自分が本気で恋愛感情が無いことを伝えてみたら、当然のように離別した。かなりひどいことをしたとは思う。

どうでもいいことだな、本当に。でもこうやって書き込むということは、誰かに理解されたいという感情があるのでしょうね。

このエントリーも無数のエントリーの中に埋もれてしまえばいいと思っている。ならば書かなければいいのだけれども、書かずにはいられなかったのだ。

なんでもいいや。単なる鬱持ちの戯言ですよ。

2007-09-14

マスコミを安易に信じるなというリテラシー

調べるとか検証するとか事実確認とか、なんか難しいことを言っている人が多いんだけど、なんだかよくわからない。

そういう人はマルコのたんぶらに残されたエントリーをおっかけることぐらい楽勝だと思うんだけど、違うのかな?というかね、自分の信じたいソースだけを握り締めて、僕これを信奉しているんだ、というのはかなりきもい。ここにあるよと言っても、やる夫みたいに目をつぶっちゃうんだ。最低なのになると、相手に持ってこさせた時点で検証完了と思っていることもある。努力とすりかえられているようなノリ。

ある人がある動物の耳をつかんで「これは豚です豚です」とか言っているんだけど、ある動物Wikipediaを見るとどうみても兎なんだ。だから、ここを見たらどうです、と教えてあげても、「僕はこれは豚と信じているんだ」とか言って聞かないんだ。

面白いのはそういう人に限って、リテラシーというのか、一次情報とか根拠とかの重要性をオクターブ高く説くもんだから、こっちはわけわかんなくなる。あんたがやっていることは日本軍と同じだよと教えてあげたいのだが、相手は耳が遠いらしい。

増田の歩き方 2 ・・・トラックバックについて

少し前に増田の読み方をお尋ねした初心者増田です。

ヘルプをみてもほとんど何もわからないためこちらで質問。

みなさん、トラックバックってどうやってるの?

ボクの場合は、

  1. 目当てのエントリータイトル左の■をクリックして単一エントリを呼び出す
  2. 枠左下の記事参照番号(っていうの?http://anond.hatelabo.jp/20070xxxxxxxxxx っていうやつ)をマウスを使って指定、ctrl+C でコピーする
  3. 日記を書く」をクリックして新しいエントリーを書く
  4. コピーした参照番号を記事内のどこかにペーストする
  5. 「確認する」または「この内容を登録する」をクリックしておしまい

これでできるので特に問題ないんだけど、すっごくメンドクサイ。

何かもっと簡単な方法があるんじゃないかと疑問に思ってました。

どっかをクリックすると自動的にその記事へのTBが打てる、そんな機能。

皆さんどうやってTB打ってます?

あ、タイトルhttp://anond.hatelabo.jp/2007xxxxxxxxx って貼るの、わかりにくいから止めたほうがよくないですか?

webサマリ始まりました。

Hello world !! こんにちは世界!! こんにちは皆さん!!

webサマリネットにある記事のまとめを作成して、世界中の人と共有するサイトです。

あなたも、一緒にLet's サマリ!!

以下はサイトの説明になります。興味が湧いたかたはご覧下さい。

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webサマリはwebの記事のまとめを集めるサイトです。それはブログを書く事や、トラックバックを書く事とは少し違います。

元の記事があってそれをわかりやすくまとめたもの、要約、それがサマリです。由来はsummaryです。

世の中にはいろんな人がいます。面白い考え方をする人、どんどん発言する人、反論する人、認める人、話をまとめるのが上手な人。

僕はこの「話をまとめるのが上手な人」に注目しました。

どんなにわかりにくいブログでもまとめるのが上手な人にかかれば、読みやすく、理解しやすくなるはずです。

得意なまとめるのが得意な人チャンスですよ!!是非webサマリで貴方の力を存分に発揮して下さい。

面白そうなんだけど長過ぎて読む気になれないブログ、内容が単純にわかりにくい記事、[後で読む]が付いている記事、

これらの記事に対してサマリを作成しましょう。

分かりやすくまとめられたサマリを読んで、ざっと概要をつかんで興味が湧いたら始めてその記事を見に行けば良い。と僕は思います。

逆にブロガーの皆さんはどんどん、長くて面白くて中身の濃いブログを書いて下さい。webサマリで貴方ブログをまとめます!

あなたのMYブックマークタグは後で読むであふれていないでしょうか?

あなたはブログが長過ぎて途中で読むのをあきらめたことはないでしょうか?

あなたはホットエントリーチェックするのに何時間も費やしてないでしょうか?

あなたは人の話をまとめるのが上手いと言われた事はないでしょうか?

あなたはブログを読んでいる内に結局ブロガーの言いたいことがわからなくなってしまったことはないでしょうか?

あなたはネット情報を収集する時間を少しでも短くしたいと考えたことはないでしょうか?

「あるあるww」と思ったそんなあなたには是非webサマリを勧めます。

ここまで読んでくれてありがとうございます!続きは webサマリ

2007-09-12

http://anond.hatelabo.jp/20070912184144

書き手が見えない分、

偏見なしに記事を受け止められるってのはおもしろいよね。

2chのいち書き込みよりも「エントリー」としての重みもあるしね。

提案!

これは釣りではありません。

見苦しい若増田が一人か二人いるようです。

ものすごく読み辛くなっちゃうし、見ていて不愉快なので、良識ある皆さんはちょっとムカッとすることがあっても無視しましょう。

誰か新しいトピック日記エントリーしてくんないかなぁ。

2007-09-11

はてな匿名ダイアリーの負の構図

人生相談エントリー童貞エントリーが受けた。

マネしてエントリーを書くが結局中身がない物に。

内容がないから感情論に走ってフレームアップ。

絶賛炎上

まともな人は呆れて書き込まない

意味のないやりとりが延々続く。←今ココ

2007-09-10

あのに

増田の各エントリーに☆を付けられないのはなんでなんだぜ?

増田の各エントリータグを付けられないのは、、、荒れそうだからだな、、きっと。

http://anond.hatelabo.jp/20070910091916

どーどーどー、エヴァSFじゃないことぐらいは誰でも分かると思うが。

ATフィールドとか使途とか、超能力者魔物が戦うのと何一つ変わらない。

まさかダイターン3までSFとか言い出すつもりじゃないだろうな。

スタトレは時々ファンタジーはいることあるからチックつった。ボイジャーエスパーぽい星の人が出てきた気がするんだよなー。

まぁ、そもそも言ったのは最初のエントリーの下のエントリーエヴァSFって言ってたからだが。

2007-09-09

http://anond.hatelabo.jp/20070909205813

増田の作っているサイトがどんなのかよく分からないけど

  1. そのサイトブログはてダで作る
  2. はてブされているサイトに言及するエントリーを毎日書きまくる
  3. アンテナRSSリーダで読んでもらえるようになる
  4. 作ってるサイト更新したときブログ更新報告

ってのはどうだろう。つまるところ、考えるよりキー叩けかもしれない。

2007-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20070907014037

とりあえずさ、これやらない?

http://rails.drecom.jp/

俺も今からやるからいっしょにコンペしようぜ。

Ruby素人だけどどこまでつくれるかな。

エントリーだけずいぶん前に済ませてるんだけどね。

さっき別のコンテストへの投稿が完了したから明日からやるぜー。

2007-09-05

増田の歩き方

かれこれ4ヶ月ぐらいは増田に出入りしている一増田

でもね、どうやって増田を読んだら使い易いのかよく判らないので他の増田に質問です。

数日ぶりに増田を訪問、さて前回読んだところはどこだっけかな? という状況だと仮定してください。

ボクの場合は

  1. 見当で大体のページ(例えばページ30へ、とかね)に飛ぶ
  2. 直近読んだ箇所を探すためそのページから前・後に少しずつ移動
  3. やったー、ここだ。ここからさかのぼって読むか
  4. それぞれのページの一番下のエントリから読み始める
  5. 興味あるエントリがあればそれをクリック、関連トラックバックを遡り元増田の記事から読む
  6. さて、元のページにもどるか
  7. また下から上へ読み続ける
  8. 前のページ(若い番号のページね 例えば30→29とか)に移動してひたすらズンズン読む・・・


さてここで問題が発生します。

1ページずつ遡って読むと、ページとページの間に読み残しのエントリーが出てしまうことがよくあります。

これは、あるページを下から上まで読んでいる間に、新しいエントリが書かれてしまうことが原因です。

つまり10:00の時点で読んでいた10ページ目の記事は、10:05の時点ではページ10と11にまたがった位置まであとずれしてしまうことがあるので、「さ、9ページに行くか」って移動すると、10:00の時点で9ページ目の下にあったエントリは10:05には10ページ目の上に来てしまい、読み飛ばす可能性が高いのです。

言ってることわかります?

他の増田はどうやってこの不愉快な現象を回避しているの。教えて、増田さん!

2007-09-03

ゴチャゴチャしたエントリーだなぁ・・・

http://anond.hatelabo.jp/20070903184704

舌足らずな上に質問があちこち飛んでますが、とりあえず思いついたことだけ

男って誰でも(全員じゃないにしても)こういう部分あるんですかね?

回答:よくあること。オンナでもよくある(と聞いた経験が何度かある)。

で、そういう場合にどっちと付き合う(結婚する)べきなのか全く分かりません。恋愛ってのは性欲の高位表現だとしたら、性欲の赴く相手が真に好きな相手なのかもしれないし、特に溜まってないときに好きな子が本当に好きな子なのかもしれないし…。

回答:どちらとも結婚すべきではありません。

体の相性が悪い子と結婚するなんてキチガイ沙汰。3年後の離婚間違いなし。

結婚するまでしない、なんてオンナもロクなもんじゃないのでダメ

一方で体の相性がいいオンナは手放してはいけませんが、結婚することはない。結婚しなきゃ長期安定確保できないってんだったら他を探しなさい。 

結論:結婚?しないほうがいいんじゃね?

で、どっちが好きか? オノレの胸に聞け!って言っては実も蓋もないので・・・

「好き」ってのがどういう意味か判らんけどね、そもそも「普段好きな彼女」(なにコレ?w)って単にまだセックスしてない(あんまりしてない?)から「好き」なんじゃねえの?どちらか一方を選択して残りとは別れなくてはならない、という質問であれば「普段好きな彼女」を取るな、ボクなら。ほら、もしかしたらその彼女とのセックスが、スンゴイ目くるめくものになるかもよ。

結論:シタことある子とシタことない子では、シタことない子をとれ!

支配力ある論題

http://anond.hatelabo.jp/20070903175754

増田って男女論(恋愛論)以外にもいくつか民衆支配率の高い論題があるよね。

でもこれは増田に限ったことじゃなくて、普通ブログ掲示板でも盛り上がりやすいってのは事実

ただ増田エントリーの一覧性が良くないことと、件名がトラバURLばっかりってのが不快指数を上げてる。

http://anond.hatelabo.jp/20070903062439

あーあるある。うちのブログも読者の交流所だよ。

エントリー関係ない事ででも平気で盛り上がってる。

少しはエントリーを書いてる人の事も思い出してください…。

2007-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20070831032758

こういう時に自由に放言できるのが増田の良さでもあると思うので、ストレートに。

私は貧困の解消とか、弱者を救えとか、そういういかにもリベラルスローガンにあまり関心が無い。それよりも今の自分の仕事をしているほうが面白い。もちろん、ダルフールニュースとか、または最近増田でいくつか紹介されてい親に恵まれない故のきついエピソードとかを読めば胸が痛む。小額なら募金もする。でもせいぜいその程度で、友人のように海外青年協力隊アフリカに行こうなんて考えたこともないし、そのチャンスが与えられても即座に断る。私には他にやりたいことがあるから。

一応海外で働いている以上、日本看板(の端っこ)は背負っていると思っている。だから、今の職場で「日本人はなかなか使えるじゃないか、また雇おう」と思ってもらえるようにすることが私に出来るせめてもの貢献欧米日本人が(アジア人が)現地採用されるっていうのは、そんなに簡単なことじゃないからね、現状では。もちろん、それは何よりも自分のためでもある。後は新しいエントリーのほうでも書いたけど、自分の失敗談を他人にシェアすること。一個人として社会に出来ることはそのくらい。

むしろ、大上段の議論「だけ」をして、それで自分が社会に対して何事かを為した気分になっている人の方が、私は問題だと思う(これは特定の人のことじゃなくて、社会党とか共産党系の人にかなり幅広く見られる傾向だと思う)。

それから最後に、私は共感を求めて文章を書いているわけじゃない。幸い前のエントリーは数百人、もしかしたら千人以上の人が呼んでくれたかもしれない。彼らがみんな同じ感じ方をするわけが無い。共感だけを要求する文章はアジテーションと大差ない。反感を感じてくれても結構。私の文章が何がしかの思考の糧になるなら、そこでどんな感情が生じようが、私は全く気にしない。出来れば、その思索の時間が有意義なものであってほしいとは思うけど。

格差社会想像

http://anond.hatelabo.jp/20070829100649の続き。

何だかえらい数のブックマークが付いていて驚いた。色々なコメントを頂いたが、どれも面白かった。それを読みながら考えたことがあるので、蛇足だろうけど少し書いてみる。

もし仮に、私が高校生ときに自分自身の文章を読んだとして、今の自分よりも賢い人生を送れる自信は無い。むしろ、軽く聞き流して忘れてしまう可能性のほうが高いように思う。自分がハーバード?MIT?寝言にしたって恥ずかしいくらい現実味の無い話だ。別世間の苦労話を聞かされたところで、せいぜい世の中広いのねと思うくらいのものだろう。

実のところ、似たような話をしたのはこれが初めてではない。大学生に話したことも何度かある。留学を既に考えている学生には大いにウケたが、そうでない学生からの反応は薄かった。特に複数の学生に同時に話した時には大概うまくいかなかった。誰かが「すごいけど俺には無理っすよ」と言うと、あっという間にその空気グループ全体に伝播していく。「俺たちには無理ですよ」という言葉を使った奴すらいた。恐らく、仲間からの賛同の言葉を待っている。多分無意識のうちに。それは仲間関係の確認であると同時に、自分のいる階級の自己修復でもある。それが社会に縛られると言うことでもある。このセリフが出たらもう手遅れだ。彼らはもう意識のなかでこちらの話を「あり得べき現実として想像すべくも無い別世界のエピソード」として切り離してしまっている。何を話しても、それはエンターテインメント以上にはならない。それでも情報が頭の片隅に残る分だけ、まだマシだろうと思ってしゃべるのだが。

前のエントリーで、先生言葉普通科から国立大に進んだ話にTBを送った。これは半ば確信を持って言うのだが、この先生は他にも何人もの生徒に大学進学を勧め、そしてその大半からあっさりと断られていると思う。「大学に行ってもしょうがない」「息子をそんなところに行かせても遊びほうけるだけだから」「別に俺も大学でやりたいことなんてねーし」。上では友人の間で行われた「階級の再確認」が、ここでは親子の間で行われていく。大学に行くと言うことを想像できないのだからしょうがない。後はその「大学に行くなんてあり得ない」という気分を補強する言い訳を見つけてくるだけだ。この世の中、大学に行くメリットデメリットも、情報は腐るほど供給されているが、もうデメリットの部分にしか目が行かなくなる。私が本屋留学ガイドをあっさりとスルーしたのと何も変わらない。そういえば私も「留学なんて、暇と金があっておつむの弱い女子大生語学留学に行ってるだけでしょ」とか思っていた。

結局、私が何がしかの想像力を身につけられたのは、就職して「留学なんて当たり前」と言う空気に触れてからだった。留学経験がある上司も後輩も、それが特に話題にならないほどたくさんいた。そして彼らはもちろんみな優秀だったが、目がふたつ、鼻の穴もふたつある普通人間だったし、能力的にも絶望的な差があるとまでは感じなかった。私が留学の可能性というちっぽけな「想像力」を手に入れるためには、そんなイニシエーションが必要だった。(もちろん、そこまでのイニシエーションを必要としない人もたくさんいるのだろうが。そういう人は素直に尊敬する。)

世の中には社会が無数にあって、その中で人々は想像力を縛りあっている。仲の良い友達、子供思いの親、そんな全てが想像力を縛る。私にはそれこそ想像も付かないが、親が両方ノーベル賞を取っていたり、親が両方プロのアスリートだったりすれば、また別の方向に想像力は縛られていくだろう(それが幸せなことかどうかは知らない)。プロのピアニストとか、そういう縛りがないと辿り着けない世界だってある。その想像力の縛りが格差となって現れることは前回書いた(というか、この人が書いた)。だから、世の中には格差が無数に存在する。それに、この格差が上流から下流まできれいに並んでいるわけじゃない。ピアニストを親に持ち、4歳から英才教育を受けた子供に、もし天賦の才能が欠けていたとしたら、その子供は必ずしも幸せとはいえない。普通受験していたら高給取りになれたかもしれないのに(その頃には、本人自身そういう生き方に興味を持たない育ち方をしているだろうが)。

そうして生まれる格差のほとんどは「社会問題」としては認知されない。イェール学生ハーバードに対して感じた格差は救済の対象にはならないし、私の知った格差を救済してほしいなどと考えたことも無い。ブックマークコメントにもあったが、救済の対象になる格差は低所得者との間に存在する格差だけだ。つまり、最近盛り上がっている議論は「格差」についての議論じゃない。皆が議論しているのは「貧困」だ(貧困を相対的なものと捉えるならば、これは「低所得者中産階級間に存在する所得格差」と同義となるが)。ブックマークコメントで「今の議論とは関係ない気がする」というコメントがいくつかあったが、これは私が「格差」という言葉を一般的な定義で使ったのに対し、多くの議論では貧困の同義語(より狭義の格差)として使っているからだ。

「それなら関係ない話にTBするな」と言われそうだが、それでも前のエントリーを書いたのは、想像力の縛りが格差を生む、というメカニズム自体は貧困の話にもそのまま使えると思ったからだ(貧困は格差の一種と考えるなら、当然そうなる。ただし、所得格差の一部は想像力とは関係なく発生するが)。貧乏人は合理的じゃないかもしれない、という記事をこの文脈で考えてみてもいい。それなら、貧困ではないけれど格差に直面して得た経験と自分なりの結論は、ある程度の普遍性を持っているかもしれない。そう考えたからあのエントリーを書いた。もちろん、救済の対象にはならない様々な格差(特に、留学に関する格差)に直面している人たちにも届けたかった。役に立つかどうかは分からない。それは個々の読み手に判断してもらいたい。

====================以下、想像力とは関係ない話============================

ブックマークに付いたコメントはどれも面白かったし、納得できるものも多かった。ただ、『個々人の人生のサバイバル術と社会問題をまぜるな』というコメントに賛同が多かったのは気になった。私は個々人の生き方は周りの社会の在り様にどうしても左右されてしまうと信じている。それは個々人のレベルではどうしようもない。だからその中でベストを尽くすしかないと書いた。だからそれを持って「混ぜている」と言われているのなら、そうですか、としか言えない(何が悪いのか分からない)。

どうもよく分からないので、同じ人の書いたエントリーを読むと、大上段の議論をしていない(否定しているかのように見える?)のが問題視されているようにも見える。だが、むしろ、議論の視点として『個々人の人生のサバイバル術と社会問題をまぜるな』というのは、私が他のいくつかのエントリーを見たときに感じたことでもある。

個々の例からは個々の含意しか得られない。私が先週下痢で苦しんでいたのは、私と診てもらったお医者さんにとっては問題だが、社会問題じゃない。でも、もし市内の住民の3割が同時に下痢になったら、それは社会問題だ。市役所が税金を使って防疫したり、隔離したり、予防措置をとったりすることになる。このふたつは全く次元が違う。私個人の下痢についての経験から「あの果物日本人には合わないから止めておけ」とは言える。けど、市役所のワクチン投与プログラムの策定について私の下痢は何も語らない。だから、私個人の経験談によって成り立つ話は、「問題のある社会に住む個人の生き方」以外の結論にはたどり着かない。大上段の話には繋がりようが無い。

むしろ私は、個々の「不幸な話」を持ってきて、そこから「格差社会」を語ってしまうケースが多いことの方が気になる。もし社会を語るのであれば、少なくとも特定の「不幸な話」がその社会である程度の普遍性を持っていることを示すべきだ。それから、救済の対象が特定の個人なのか社会なのかもはっきりとさせた方がいい。格差社会を解消しようとする試みが、冒頭の特定の不幸な人の救済につながるとは限らないからだ。前の例でいけば、もし住民の3割が罹患したのがたちの悪い伝染病なら、市役所がすべきことは患者を一箇所に隔離してそれ以上の伝染を抑えることだ。その結果、隔離された患者孤独のうちに死んでいくかもしれない。患者を救うことと社会を救うことは違う。

両方を同時に救うことが可能だと言う前提に立つのなら、個々の議論と社会の議論を混ぜてもかまわない。ただ、そう主張するなら、それなりに丁寧で具体的な説明が求められると思う。そうでないのなら、大上段の議論の根幹に経験談を持ってくるのは余りお勧めできない(あくまでも一例に過ぎないことを明示しないと議論がずれやすい。統計とかを使ったほうが議論としては分かりやすくなると思う)。

その辺りのフレームワークおざなりにしたまま議論をしようとしても、「世の中にはかわいそうな人たちがいる」「この社会が間違ってる」と悲憤慷慨する以上には議論が進展しない気がする。

2007-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20070829100649

あなたば、おそらくネイティブの喋る英語が聞き取れ、それに返答することはできるのはわかった。(日本人の多くは、簡単な英会話すらできないのだから、それはそれでたいした事なのだ)

で、周辺社会や自分の周囲に対して、何かプラスとなるあなたからのアウトプットは、あったの???

どうもそこらへんが聞こえてこないのが、このエントリーが他人からの共感を得ない一つの理由だと、自分は感じた。

2007-08-29

皆がやらない増田の使い方

増田ってのはアノニマスだから、思い切ったネタを書けたりする。

そしたら、案外こういうのにブクマついちゃって、すごい人気になるよね。

「あれ?自分のブログではありえねえブクマ数(率)になっちゃってるYO!」

ってことは多い。かも。

そんなホッテントリ増田の後にエントリー追記で自分のIDを残してみたりする増田をどう思う?

うざい?増田追放?死んでくれ?

増田論理

http://anond.hatelabo.jp/20070829165928

増田っていうシステムが各言説主体の所在を曖昧にしていて、議論のシークエンスさえも恣意的にさせてしまっている点で全体の論理が不安定だ。

エントリーの「論理性」が問われるには、発言システムにおける「論理性」が整備されていなければならない。

だから「論理的だね」っていうのは印象評価としてとらえるのがマナー。突っ込むのはお門違いも甚だしい。

トラバのツリーが議論イメージであると勘違いしている増田は完全なネット脳だろ。

2007-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20070828165808

もし来なかったら「こいつ嘘つき」ってトラバ投げるかんな!

エントリー消すんじゃねーぞ!w

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