2024-06-09

 

今日はなんだか気分が沈んでいる。たまたまクローゼットを整理していたら、奥の方から昔の卒業アルバムが出てきたんだ。こんなことを思い出したくないのに、目に入った途端に過去記憶フラッシュバックしてきた。

中学高校の頃、あまり友達がいなかった自分。誰とも特別に親密になることもなく、クラスの中で目立つ存在でもなかった。それどころか、いじめにあっていた時期もあった。卒業写真を見ても、自分が写っているのは基本的に一人だ。他の人たちは楽しそうな顔をしているのに、自分けが浮いている感じがする。

同級生たちが寄せ書きを書いているページもあるけれど、自分のところにはほんの数行しか書かれていない。「頑張ってね」とか「元気でね」とか、誰にでも言えるありきたりな言葉特別な思い出や共有した時間なんて、ほとんどなかったんだなと感じる。

それに比べて、SNSで今の同級生たちの投稿を見ると、みんなそれなりに成功しているように見える。結婚して家庭を持っている人、雑誌に取り上げられるようなオシャレなカフェ経営している人、子供と楽しそうに遊んでいる人。そんな投稿を見るたびに、自分の無力さが浮き彫りになる。

自分はその頃と何も変わらない。今も特定友達がいないし、仕事も上手くいっているとは言えない。毎日が単調で、何のために生きているのか分からなくなることがある。

卒業アルバムを見て笑える日が来るのかは分からない。でも今は、それを見るたびに心が痛む。どうしてこんな風になってしまったのか、もっと違った人生が待っていたのかもしれないと考えてしまう。

もう少し頑張れば、何かが変わるのかもしれない。でもその「もう少し」がどれだけ続けばいいのか、全く見当もつかない。

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