2024-06-05

最近流行っているオルカンというやつの組み入れ銘柄を調べてみたら、持ち株比率の上位5社はマイクロソフトアップルエヌビディアアマゾングーグルだそうだ。

世界株式とは名ばかりで、米ITに全振りしたポジションの取り方はもはやビットコインに近い。

時価総額の高い株で構成するS&P500がそうなるのはいいが、全世界を謳うならアラムコやタタを多めに取るぐらいしなければ道理に合わない。

もちろん、そうしないのは提供する側からすれば明白だ。知名度の低い会社を入れると商品価値が落ちるということだ。

シナリオは二つある。一つは、アップルテスラの掲げる理想欺瞞だと思われて信用収縮が起こること。

もう一つは、多くの日本人資本家となり、労働者移民によって代替すること。

少なくとも「全世界」の中にファーウェイガスプロムは入らない。それが「オールカントリー」最大のリスクだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん