2024-05-27

ガルクラ8話めっちゃ面白かった。

バイトでの理不尽な場面を導入に、仁菜の過去桃香との喧嘩を絡ませる導線が気持ち良い。

自分のようになって欲しくないんだと和解ムード出しながら諭す桃香に「私はあなたの思い出じゃない」って一蹴するとこ良すぎ。

凡百のアニメなら、自分気持ち大事に抱えて尖るのもいいけど妥協バランス感も大事だよね。ハイこの話終わり。とでもするような所を……

最近ちょっと忘れつつある心を思い出した。

大人自分の後悔を若い子供投影して、やれあれをするなあれはするなと指図してくる。

それはあんたらの後悔であっておれの後悔じゃないよな。沢山の人間が同じような事言うから、確かにおれも同じような道を辿るのかも知れない。

でもそんなのは知った事ではない。そこにおれの納得はない。おれの納得は自分で手に入れる。そう思ってた。今も割と思ってるけど。

そこに「私の気持ちはどうなるんですか」と、いじめをなあなあにして丸く収めようとする場面もオーバーラップしてくる。

理不尽な場面でも周りに合わせて妥協する事に限界を迎えての放送室ジャック。吹っ切れたような爽やかな笑顔ロールシャッハのように妥協を許さず日和った真似は許さなNEO井芹仁菜のオリジン。仁菜を見ているようでその実過去自分投影するばかりで、当の自分は牙を抜かれて逃げ腰だった桃香にお前はどうしたいんだと喝を入れるこれからの始まり

よすぎ。

こういう話は他にいくらでもあるなんて言われても、そんなんか知るか。そんなのはおれにとってのガルクラの輝きが褪せる理由にはならねーんだよクソボケという事になる。仁菜にとってのダイダスがそうであったように……

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