2024-05-14

anond:20240514113512

異性の親友存在する。

俺には親友と呼べる女友達がいる。

小学生の時からの幼馴染で、ずっと仲がいい。

から今でもよく遊ぶし、二人だけご飯にも行く。

彼女はそれが気に入らないらしい。

この前も、幼馴染との約束が先にあって、それで彼女とのご飯には行かなかった。

「は?意味わかんないだけど?」

彼女はそう憤った。

もちろん彼女は大切だが、俺にとって幼馴染だって同じくらい大切な存在なんだ。

からそう説明した。

彼女は鼻で笑った。

普通、別の女じゃなくて恋人のことを優先するよね?」

彼女はずっと怒鳴っていた。

あいつは友達であって彼女とかそういうんじゃないから、と俺は説得するように話しかけた。

それでも彼女は怒りを納めない。

あんたもう大人でしょ!?異性と親友とか、ありえないから。」

そんなことはないって、と俺は答えた。

「どうせ本当はその女と寝たいんでしょ?あ、それとももエッチしたの?」

彼女はせせら笑うように俺に言う。

そんなわけないだろ!とつい怒鳴ってしまった。

幼馴染は俺にとってはもう家族のような存在で、家族セックスしたいと思うような変態はいない。

彼女は俺が怒ったのを見て嬉しそうに笑い、俺が黙り込んでいるのを見て不快に思ったのか、何も言わずに背を向けそのまま出て行ってしまった。

その姿を、すぐに追うことは出来なかった。

約束通り幼馴染と食事に行った。

親友はいつも通りの態度で、その人の前では昔の自分で居られる気がした。

心地よかった。話は終わらず、気が付けば深夜になろうとしていた。ずいぶんと酔いも回っていた。

俺は酔いに任せて彼女との喧嘩顛末を話した。親友は親身に、真剣に俺の話を聞いてくれた。

親友は複雑な表情を見せた。

それで、今はどう思ってるの?と俺に聞いてくる。

俺は親友の顔を見た。化粧をしていた。いつもはすっぴんなのに。

幼馴染は俺の目をじっと見つめてくる。俺は目を逸らさない。どうだろうね。と俺は答えた。

それから店を出た。駅前の店から親友の住んでいるマンションまでは歩いて30分ほどだろうか。

特に何も話さず、ゆっくり歩いて送った。たまに立ち止まって顔を見合わせ、笑った。酔ったせいで俺たちはヘラヘラしていた。

家まで送ると「じゃあ、またね」とドアを閉める前に親友は言った。俺は頷き、後は一人で帰った。

それでも俺は、異性の親友存在すると思っている。

記事への反応 -
  • 俺には親友と呼べる女友達がいる。 彼女とは小学生の時からの友人で、ずっと仲がいい。 だから今でもよく遊ぶし、二人だけでご飯にも行くんだ。 彼女はそれが気に入らないらしい。 ...

    • 異性の親友は存在する。 俺には親友と呼べる女友達がいる。 小学生の時からの幼馴染で、ずっと仲がいい。 だから今でもよく遊ぶし、二人だけご飯にも行く。 彼女はそれが気に入ら...

    • わかりづら 彼女、親友、あいつ、誰が誰やらw

    • ああー親友は結婚適齢期を迎えて 煮え切らない増田にいら立ってるね 俺は酔いに任せて彼女との喧嘩の顛末を話した。親友は親身に、真剣に俺の話を聞いてくれた。 親友は複雑な表...

    • 親友と彼女いっぺんに失っててカワイソス

    • 彼女のことは「恋人」と表記すると、よりわかりやすい文章になると思う。

    • なんのことはなく元増田が自身のタラシに無自覚で身の回りの女たちに迷惑をかけ続けてきてるだけの話

    • 異性の親友を否定する気は別にないけど(というかどうでもいい)、彼女視点から見て自分より他の女との約束を優先されたらそりゃ怒るよね。 男女を入れ替えても大半は怒ると思う。

    • デリヘルでてこないんか…

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