2023-12-28

強迫観念の強い子供だった

幼い頃の話で診断はついてない程度だけど有名人公表してたので書いてみる。

強迫性障害代表される「手洗いを何度もしてしまう」というのはなかった。ただ、同じ文字を間違えてないのに納得いくまで書き直した。特定数字は徹底的に避けた。左右の均等に拘り、左右左右…と歩くことすらままならないこともあった。納得いかない歩行はやり直した。

私を支配していた強迫観念は「自分の行動により誰かが死ぬ」というものだった。大きな駐車場を横切る時、「この車とこの車の間を通ると自分死ぬ。その隣を通るとAちゃん死ぬ…」という思考意思関係なく流れた。

…と書くと明らかに診断がつきそうなものだけど、人目があると頻度が落ちたので周りにはちょっと挙動おかしい子と思われる程度だった。強迫性障害という言葉を知ったのは症状が落ち着いてからだった。すごく衝撃を受けて、それと同時に親はなんで気づかなかったんだと思った。それまで世界中でこんなおかしいこと考えてるのは自分だけだ、隠さないとと思っていた。

症状が落ち着いたのは中学生くらいだった。思春期で浮きたくないという気持ちからあえて死ぬと思った選択肢の行動をとり、慣れていった。因果関係のないことを実感するのが効いた。また授業ノートは全てボールペンで取って書き直せないようにした。

今も強迫観念が完全に消えたわけではないけど、ほとんど気にならない。強迫観念が強い時はストレスが溜まっているなど、バロメーターとして使っている。

ところで、強迫観念に悩まされた経験のある人に聞きたいことがある。ほかの動作が雑になったりしまたか?私はよく人から雑だと言われるが、本当は死ぬほど神経質なのでその反動が原因なのではと疑っている。

  • こんなのがあった 強迫観念の強い子供だった(https://anond.hatelabo.jp/20231228031022) 症状が落ち着いたのは中学生くらいだった。思春期で浮きたくないという気持ちからあえて死ぬと思った...

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