2023-09-01

36歳夢見る子供部屋未使用子供部屋おばさんです

一度ぐらい誰か好きな人とお付き合いして

碌山のかわいいリングとかプレゼントされてみたかった

そう、そこなんだよ

プレゼントされてみたかった とは思うけど

プレゼントしてみたかった とは思ったことがないの

から私は子供部屋未使用子供部屋おばさんなんだよね

かに何かをもらいたいとは思ったことがあるけど誰かに何かをあげたいとは思ったことがない

というかかなりお気に入り人間じゃない限り何してやればいいのかわかんないしなーんにもしてやりたくなくて

一応好きだと言ってくれた人にも何もしなかったし何もあげなかったし手酷く傷つけてお別れしてしまった

でも、お気に入り人間が今までに1人だけいた

その人には私ができることなら何だってやってあげたかった

から迷惑がられたって困惑されたって何でもするわって言ったけど何もさせてくれなかった

さすがに据え膳になる勇気はなかったけどたとえそうしたってあの人は指一本触れなかったと思うだってそうする価値ブヨブヨ太って醜い私にはなかったか

でもやってみればよかったと思う 突然全然脱いで迫ってみればよかった 良く知らないけど男の人ならそうしたら食ってくれるかもしれないんでしょ?

もちろん当時からしっかりデブスだったけど女性から男性へのセクハラなんて概念はまだまだない頃だったか

愛されなくても良かったやり捨てで良かった辛すぎる人生のただ一度の良い思い出になってくれたかもしれないし反対に一生消えないトラウマになったかもしれないけどそれで良かった

それぐらい好きだった それぐらい特別だった でも全然手の届く人じゃなかった

かっこよかった 面白かった まるでこの世界の全てを知ってるみたいだった 優しかった 一緒にいるといつも楽しかった 色んなことを教えてくれた きめの細かい頬、すっと通った鼻筋、冷たい目 叶うことなら触れてみたかった 全然手が届かなかった 私のこと明らかに馬鹿にしてたね 優越からくる優しさだったね それでもよかった 冬のエレベーター あなた個性的ですてきなパーカー 冷たい空気 話した言葉 全て覚えている 今何をしているの?きっとあなた世界のどこかで幸せでいるねどうか幸せでいてね 私は全然幸せじゃないけど

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