2023-08-27

オープンハウスJ:COMの街頭チラシ配りは滅べばいい

正午、自閉症の4歳の息子はおもちゃ屋で夢中になっていた。午後の療育時間が迫っているが、彼は10時の開店から一向にここから離れようとしない。半ば強引にベビーカーに彼を乗せ、全力で駅へと急ぐ。

そこに突如、オープンハウス営業員がチラシを持った手を出してきた。

水平チョップである

危うく私の体にぶつかり転倒しそうなところをぎりぎり避けることができた。

なんとか予定時間の駅に到着。息子は電車内でベルトを外してしまうが、最寄り駅に到着。

息子は電車から降りた途端全力ダッシュ。私も子どもに「待って待って!」と大声を出しながら必死で追いかける。

そしてここでまた、今度はJ:COM営業員が現れた。

今度は転倒しそうなことはなかったが、前方を走る子どもに待って待ってと大声を出してるところを、J:COMの男も「ティッシュ配ってます」と追いかけてきた。途中で諦めたのか声が遠くなり、最後に「今日ティッシュ配ってるおじさんです…」と小さく聞こえた。

オープンハウスJ:COM営業員たちは一体何を考えているのか。

属性的には子連れ営業ターゲットかもしれないが、明らかにチラシやティッシュを受け取るシチュエーションではない。仮に受け取っても立ち止まって話をする状況でないことは誰の目にも明らかだ。

仮にケガして血だらけの子どもを連れていても、チラシやティッシュを渡してきそうだ。

実際、以前別の機会に、咳き込んでいところをオープンハウス営業にチラシを渡されそうになったことがあった。

おそらくノルマがあるとはいえ、奇妙すぎる。

状況把握能力が著しく乏しいのだ。

「状況把握能力が乏しい」

自閉症の息子の特性と同じだ。

そこからオープンハウスJ:COMについて2つの仮説を考えた。

仮説1:自閉症スペクトラムの人々を大量に採用している

仮説2:状況把握しない、強引な営業が是とされている

仮説1が真であれば、これは素晴らしいことだ。自閉症スペクトラムの人々が状況把握に苦手意識を持つ一方で、その特性を活かして優れた業績を上げる可能性がある。オープンハウスJ:COMはその特性を上手く活かしているのかもしれない。

しかし、現実的には仮説2がより可能性が高そうだ。それでも、自閉症スペクトラムの特性は活きる可能性がある。

息子には、療育や今後の成育を通じて他人迷惑をかけないよう、その特性が抑えられたらと願っている。

しかし、もし彼が大人になっても自閉症特性が影響するようであれば、いっそオープンハウスJ:COMで働き、その特性を活かしてよい営業成績をあげて、自立した生活を歩んでくれたらと思う。

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