2023-08-26

LEDランプって、自ら光るだけで人間使役することができて、すごい存在だと思う

最近LEDランプの持つ強力な「パワー」みたいなものについて、思いを馳せることがある。

いや、パワーと言っても、LEDランプってすげー明るい!科学技術すげーな!ってことではない。

LEDランプという小粒みたいな存在が、人間という大柄で横柄な存在を、思うがままに操っているそのパワーに驚きを覚えるのだ。

例えば、充電切れを示す赤いLEDランプは、人間を充電器のもとへと走らせる。

そして、自らが繋がる電気機器に、電気エネルギーというある種の利益を運ばせる。

まりLEDランプは自ら光るだけで、自分にとって都合が良いように、人間使役していると言うことができる。

それはさながら、王様のようでもある。

LEDランプがやっていることは、パンパンと両手を少しずらして軽く叩き、召使に何かを求める王様とさほど変わりがない。

からこそ、そのことに、LEDランプの持つパワー=権力みたいなものを感じるのだ。

人間という、なかなか言うことを聞きやしない存在を思うがままに動かせることに、LEDランプのパワーを感じるわけだ。

また、このことは、LEDランプや人間意志というものについて、2つの示唆を与えてくれる。

ひとつは、LEDランプに意志があるのではないのかという可能性。

もしLEDランプに意志があったとすれば、自分のささいな反応で人間が慌てふためく様は、見ていて快楽を伴うものであろう。

なので、先の例で言えば、本当は充電が必要ないのに、無駄にピカピカして人間使役することもあるのではないか

私たちLEDランプの良いおもちゃにされ、無駄に行動させられているのではないか

そして、2つ目は、なぜ人間LEDランプによる使役不快に感じないかということ。

先ほどの王様の例であれば、召使給料をもらわないとそんなことをしないだろう。

しかし、LEDランプは給料を払わない。なのに、人間はむしろ喜々として、電子機器を充電器につなぐ。

このことは、どうやって他人不快にさせずに使役するかについて、示唆を与えるものかもしれない。

例えば、指示主体人間意志ある存在でない場合、その指示は受け入れやすいのかもしれないと思う。

  • 電子工作するけど、50mA程度で人間を動かす動力って、他に思いつかないな、確かに。

  • 人間は農耕を始めて以来、作物を支配したのではなくむしろ作物に支配され、それなしでは生きていけなくなってしまったのだ みたいな考え方もある

  • 寝るときの青いLEDが一番人を動かすよ。 目に痛いから。

  • ええと、つまり、LEDはウチのワンコと張り合うくらい凄いってことかな?

  • 自分の着眼点鋭いでっしゃろ~

  • 機械生命体の歴史をさらに遡ると、起源はダイオードに行き着く。 LEDは発光するダイオードだが、最初期のダイオードには発光する機能すら無かったという。 それでも原始生命体(人間)...

  • 赤ちゃんも犬猫も泣く鳴くだけで人間を使役できるのですごい!

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