あえて言うけど、よくある「夫が家事・育児を分担すると言ったのに、実際はやってくれない」という話、ほとんどが妻の夫に対するモラハラだよ。被害者ポジションに立っていて、大変な状況にあることは事実なので余計にややこしい。
夫側が「やるつもりがある」があるのに「やっていない」ように見えるとしたら、以下のプロセスである。
1)分担を決める時、家事・育児の基準をすべて妻が主導権を握って、完璧にやろうとする。
2)男性側は基準がよくわからないか、レベルが高すぎてついていけず、結局傍観することが多くなり、頼まれるまで動けない。
3)夫も頼まれれば育児・家事をやるが、女性の目から見れば満足できるものではなく、よりストレスが溜まる。ブチ切れて怒る。
4)怒られるのが怖くて男性はさらに傍観せざるを得なくなり、家事・育児を分担できなくなる。
あと大前提として、男性の方が労働時時間が長いことが多い、子供の頃から家事をやる習慣がない、そもそも家事・育児の期待水準が低いことなどがある。
要は妻が家事・育児を完璧にやろうとしすぎている。妻は「普通でしょこんなの!人間だったら!」とブチ切れるんだろうけど、全然普通じゃないよ。欧米の家事育児事情を少し検索してみたほうがいい。日本や韓国の家事育児水準は明らかに異常。
あのね、家事・育児なんか超適当でいいの。仕事じゃないんだから。夫婦共に「分担しなきゃ」という思い込みで余計に大変になっている。楽になることを優先しよう。