アニメや音楽などのコンテンツを摂取する趣味で人とつながろうとするのにいまいち共感できない。
若い頃こそ趣味を熱く語り合う人が居ると楽しいだろうと思っていたものの、趣味繋がりで出会った人間と悉くノリが合わず、段々会話が苦痛になっていくにつれそういうも気持ち萎んでいった。趣味を語る以前に会話自体が成立しない事が多かった。
振り返ってみれば今までの人生で出来た友達は感性は合うものの趣味が合わないか、多少合ってもガチガチにはのめり込んでは居ない連中ばかりだった。
ぶっちゃけこの手のコンテンツにドはまりしてる人間って基本的にかなりキモいし、面倒くさいのが多い。会話が成立しないレベルの奴は山のようににいる。
自分もそのキモい人間の一人だという確信はある。まあ一人でやってる分にはキモかろうとどうでもいい、そういうもんだし、キモさ上等でのめりこんでいってこそだと思う。
だがそのキモい連中同士でつるんでワチャつこうという気持ちに全く共感が出来ない。
己のキモさは己で分かっているだろうに、自分と同じような人間に近づこうと思うか?
例えばアニメ。お前らが好きなのは、かっこいいかわいいキャラやストーリー展開や世界観であって、同じ物をただ見てるだけのキモい人間ではないだろう。
例えば音楽。イヤホンやヘッドホンから流れてくる音に耳を澄ませたいのであって、同じ曲を聴いてるだけのキモい人間の声が聴きたいわけではないだろう。
同好の士で集まりたがる人間というのは、今まで出会った同好の士の引きが良かったのか、コンテンツを語る相手が居ないと死んでしまうのか、それとも根本的に私と人間性の何かが異なっているのだろうか。
似た者同士とみたのでこの意見に同意されるのも癪だろうなと思いつつ「それそれ!」となってしまった 好きなものを他人と語り合いたくなんてねェんだこっちは 解釈違いでバトりたく...
最終行に答えが書いてあるね。 お前はキモいお前のことが嫌いだ。だからキモイ友達が許せない。 俺はキモかろうが俺のことが好きだし、キモい友達も面白いね。