2023-02-04

「人に興味がない」ことによるコミュニケーション上の弊害

どちらかといえば、人に興味がないほうだ。

でも別に人に興味がなくても、コミュニケーションが苦手ということはないし、生きる上で支障をきたすようなこともない。

...と思っていたが、最近「人に興味がない」ことによるコミュニケーション上の弊害に気付かされた。

文章を書くときや、言葉を話すときもっといえば非言語的な創作をするとき、たいていの場合その情報を受け取る誰かがいると思う。

まあ、そんなのは当たり前のことだが、自分文章を書くとき言葉を話すとき創作をするときに、「誰に伝えようとしているのか」を真剣に考えていない。

これは実生活に大きな弊害があると思う。

「誰に伝えようとしているのか」を考えずに行う情報伝達は、誰かの心に刺さったりしないだろう。

極端な話、自分が伝えたいことだけを一方的押し付けているようなもので、この記事でさえ、ただ思ったことをただ書き殴っているだけだ。

バズるコンテンツを作ったり、人を巻き込んで何かをしたり、そういったことが苦手なのは情報受け手のことを真剣に考えていないからに違いない。

おそらく、今のエンジニア仕事にも弊害があるだろう。(エンジニアは人に興味がなくてもいい、なんてことはない)

自分ソフトウェア設計に強みを持っていて、この経験知識を社内に展開していきたいと思っている。

でもこの視点・考え方だけでは、きっとうまくいかないはずだ。

ソフトウェア設計に困っているのはどんな人でどんな課題感を持っているのか、そういったところを出発点にしなければ、一方的な発信で終わってしまう。

情報受け手のことを真剣に考えていない原因は、やっぱり人に興味がないからなんだと思う。

一人でいることが好きだし、人が何をしていようが自分の知ったことではない。その性格はたぶんもう変わらない。

でもこれから自分人生さらによくするために、人に興味を持つ努力をしようと思う。

人がどんな属性を持っていて、どんなことに関心を持っていたり、悩んでいたりするのかを考えてみる。

その積み重ねで、自分のことばが伝わるべき人にちゃんと伝わるようになるんだと思う。

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