無宗教の国では、「国民は無信仰なので科学的思考をする」とはならずに、
「色んなものが安易に信仰の対象」になる。つまり、簡単に騙されやすくなる。
ワクチンもマスクも「俯瞰して相対化する」ことが出来ずに、安易に「信仰の対象」になってしまう。
たぶん人間には価値基準を安定させるための「信仰欲」という本能が備わっているのだが、
無宗教の国では「信仰欲」が自己責任の野放し状態なので、正邪や善悪の基準が
「それってあなたの感想ですよね」の個別レベルでしか正統性を持ち得ない宙ぶらりんの構造になっている。
そして「多数派という宗教」を信仰≒同調しない奴は「魔女狩り」の対象となり無条件に排除されキチガイ扱い。
「町からゴミ箱を撤去したら、誰もゴミをポイ捨てしなくなる」のではなく、「町全体がゴミ箱と化す」のと同じ理屈。
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