久しぶりに海外旅行に行った。
JALの国際線で戻ってきたんだが、空港検疫で持っていた肉が見つかって
係官に叱られた挙句、肉を処分され、パスポート番号が検疫のデータベースに乗せられてしまった。
空港検疫、そういえば2019年から厳しくなってたんだよね。忘れてたよ。
荷物のターンテーブル周辺では、ほかにも同便で帰国してきたお年寄りの集団もまた検疫係官に連行されていた。
やっぱりそうだろうな。彼らが所持していたのも、実はわたしが持っていたのと同じ肉だから。
それは何かというと、着陸の数時間前に機内で配布された弁当・軽食の箱だった。
機内で食事で叩き起こされるのもいやだが、勝手に軽食を配布してくるサービスも困りものだと今回、痛感した。
軽食の置き場に困って手荷物のなかに放り込んでおいたのをすっかり忘れて飛行機を降り、ターンテーブルで荷物を待っているところを係官に呼び止められたという構図。
それは何ですか?と係官に聞かれる。
「機内で配られた軽食です」
「肉類は入っていますか?」
「知りません。邪魔だからバッグにしまってそのままにしていたので」
その後、連行され、中身をチェックされると、から揚げが入っていることが判明。
「あなたのパスポート番号をデータベースに登録します。もう二度と持ち込まないように。次回からは罰則が適用される可能性がありますので」
などという。
うひゃー厳しいね。
だけど、思った。
しかし、空港検疫の対応としては、もう少し柔らかな態度でもよいのでは?
「検疫法が変わって厳しくなっています。この弁当はこちらで処分させていただきますね。次からはお気をつけて」くらいがちょうどいいと思う。
機内で教えてほしかった。