アカデミアでよく批判される「論文書かない大学教授」の一人息子。最後に論文書いたの何年前だ、若手のポストを奪っているとか搾取だとか悪人とか言われて、若手アカデミア界では恨まれている。
ごめんね、それ、全部うちの親のことなんだよね。論文長い間書いてないけど、授業は楽しそうにするんだよね、うちの親。授業カリキュラムみたいなのも楽しそうにやってたし…特に教え方がうまいとも思わないんだけどね。でも、論文書いてないから、うちの親がどれだけ恨まれているかわからん…
実際、うちの親を恨んでいる人たちの分野に進むのはさすがに怖いから、親と全然違う分野を志望して博士号取って大学教員やっているけど、博士課程の間は罪悪感半端なかった。博士課程の学費は親に全部出させた。
今は贖罪だと思ってめっちゃ論文書いてる。正月から論文書いてるよ。親世代が背負った罪を償うのが自分の使命だと思っている。今のポストにたどり着くまでに、結構、自腹を切らないといけないことも多かったな…大学教員っていうのはさ、教授の子が論文書いて贖罪するための職でもあるんだと思うよ。劣悪環境を自分に社会から与えられた罰、親世代が社会から搾取した罰を世代を超えて受けているんだと思うことで、劣悪環境でも人並外れてモチベーションを保つことができ、それで業績上げたり形だけでも授業がやれて大学経営が成り立つのであれば、だれも損していないのではないかと思う。
自分の職業をどう思っても、どういう職業理念で働いても、日本では信教の自由のはず。自分にとって大学教員は親世代が作った罪を償うための職なんだよ。自分みたいな業(カルマ)を背負って生まれてきていない人は、大学教員になんてなる必要ないよ。企業に行けばいいと思う。これからも、罪を償うために自腹を切って研究を進めていきますよ。
いつかは論文書く喜びに目覚めて後人を導くリーダーになって欲しいやで
その界隈については全然疎いけどさ、どんな業界だって子が親の尻ぬぐいをする必要は何もないと思うよ 親とは関係なく、増田ができる範囲でできることをやればいいんだよ…
意地悪なこと言うとあなたがポストを手放すのが他の若手には喜ばれるよ。 でも多分あなた、優秀なんだと思うから頑張ってほしい。 論文書かない教授って確かにあれだけど、大学運営...