おっさんと一括りにしてるが
やはりいろいろグラデーションがあるということがわかった
おれは五十後半
三十四十とはまた違ってきたなと感じることが多い
基本的には悪いことばかりだ
心身共に弱くなった
三十四十にあった勝てないことに嫉妬する気持ちやや反抗心をみせることも怠くなった
全般的に薄味好みになった
とくになくなったのは性欲だ
性的なものは二次元三次元有象無象含めて急激に興味がなくなった
これは少なくない良かったことだ
職場の女性の尻や胸を知らずに凝視してセクハラやキモい親父扱いされることは激減した
三十四十にあった計測値コンマ以下のような可能性をゼロと心から受けいられることができた
そうなるととても楽
ほかが弱くなってるがそこが楽な分で賄ってるところすらある
おれもそうだ
また女にモテるみたいな邪念なしで素直に趣味に打ち込むと趣味自体の美しさに涙する回数が増えた
美しいといえば逆説的だが女性の美しさを純粋に讃えられるようにもなってる
美しい女性は美しい
当たり前だが
以前だと
美しい女性はやりたい
美しい女性は手に入れたい
などとは思った
これは性欲肉欲によるものだろう
大きな胸は魅力
長く細い脚は魅力
おれはすべてが対象外なので若さも魅力の一つとしてカウントすることができるのだ
あるいはそういう性癖が露呈したのかもしれんが
美しい女性に対して美しいと思うのは今日の空は綺麗だなとか海はいいなと思うのと一緒だ
空や海をさわりたいやりたいとは思わない
谷川俊太郎の詩じゃあるまいし
そういうところ早く降りてよかった
おっさんというよりおじいさんか
ただこういう心境になり楽にはなった
三十四十までが本当辛かったが
辛いのは終わると伝えたい
それがひとにとっては六十七十になるひともいるかもしれないが
アラフォーだけど、少しわかる 若い子はなんか娘感覚みたいになるし、綺麗な女性は「美」であり、性欲じゃない感覚になる 性欲がゼロにはならないけど、適度な距離ができる いいこ...