まず、あのちいかわたちは何なのか
それは日雇労働で生計を立て、チャルメラや安い駄菓子がご馳走扱い、カフェに出てくるような高級ドルチェはどでかいサイズでまるで魔法の類扱いになってしまうような存在
もちろん、討伐という仕事や空飛ぶマンボウなどフィクションではある
ただ、骨格となっている彼らの生活は紛れもなく生活困窮者のそれだ
その生活困窮者たちにカワイイ被り物を被らせて彼らの生活を面白おかしくウォッチする
このように批判のようなことを書いているが自分もちいかわをカワイイカワイイと言いながら楽しんでいるのが事実だ
ただ、たまに必死に生きている生活困窮者をエンタメ化しているその構図が透けて見えてしまうことがあり、そのグロテスクさに一定期間観れなくなる/読めなくなることがある
特にグッズが売れているという話題を見るたびに、ドキュメンタリーとして彼らの生活を映し問題提起をするのではなく、ただのエンタメとして彼らの生活を消費するだけのこのちいかわというコンテンツのグロテスクさにヤラれてしまう
と、こんなことを言いつつ次の金曜にはそんな感情を忘れ、めざましテレビでアニメを観て、LINEのスタンプを送り、ひとりごつを口ずさんでいるのだと思う
それはカワイイの麻薬性とも言えるが、そもそも底辺の生活そのものにエンタメとしての麻薬性があるのだろうなと最近は感じていて、その事実もまたグロテスクだなとウンザリする(がまた見ちゃう)
でもそこらへんに食べ物が湧いてるし 懸賞で家が貰えるやさしいせかいですよね?
逆に懸賞でしか抜け出せない生活って闇だよね あと、噴水みたいに湧き出るご飯もなんか食べるとペナルティあるのもあるし底辺には楽はさせないという強い意志を感じる
いうてそもそも食わなきゃ生きていけないかどうかすら不明やからなあいつら
そういう設定でちいかわたちは救えるかもしれないが、大元の生活困窮者は救われない
それは知らんがな(´・ω・`)
マジで死んで欲しい
俺が死んでもちいかわのグロテスクさは薄まらないんやで
つまりビール腹のおっさんは可愛いってこと
増田の楽しみ方とちいかわの楽しみ方は似ている(色んなジャンルの底辺ウォッチャーとして)