最近ジャンプラの「正反対な君と僕」を読んでハマってしまい、著者の過去作「氷の城壁」に手を出して、これまたハマってしまった。
どちらも大好きで内容を語りたいのは山々なのだが、本論がブレるのでとりあえず脇に置いておく。
同作者の両作品において共通する表現として、絵柄がデフォルメされた時に顕著なのだが「ヒロインが三白眼(といった表現で良いのか)である」ということだ。
漫画的な表現では――特に少女漫画などに代表される――可愛らしさを表す記号として女性キャラの眼は作中の他キャラと比較して黒目がちに大きく描かれることが多い(劇画などリアル寄りな絵柄は除く)。
であるのにも関わらず、1作品ならまだしも2作品とも作品の顔とも言えるヒロインの目が三白眼であるというのは非常に珍しいのではないか。
これは著者の描き分けがワンパターンであるという批判では断じて無い。寧ろ「氷の城壁」ではクールビューティーであるこゆんと「正反対な君と僕」のギャルである鈴木の造形を、同じフレームを用いながら全く異なる意匠として表現する様は白眉とさえ言える。
従来、三白眼は少年漫画などにおいては腕白な主役やクールな悪役まで幅広く用いられてきたように思うが、女性のそれは中々お目に掛からなかった。せいぜいモブ的なオバサンか胡散臭い老婆か、である。
そういった中で、三白眼であるのにも関わらず「ヒロインらしさ」を失わず、女性キャラとして「可愛らしい」というのは新鮮に映ったのだ。
とまぁ、長々と書いてきたが結局何が言いたいかというと「三白眼の女性キャラが性癖どストライクに入ってしまったので、そういうヒロインが出ている作品を教えろください」ということである。
宜しくお願いします。
「三白眼ちゃんは伝えたい」
「瞳ちゃんは人見知り」 三白眼+巨乳だけど