いよいよ外も秋めいてきていろいろなものが繁忙期になる頃だ。
観光やイベントで人がいろいろな場所へ出歩き私がいる婚礼業界も例外ではなく今年の秋は3年ぶりに盛大に結婚式が行われる会場がたくさんある。
しかしそこで問題になってくるのがどこの業界にも発生している人手不足についてだ。
仕事があっても人がいなければなにも進められず血眼になって現場を回すスタッフを探す。
繁忙期の人手不足は慣れているので様々なツテを頼って人をかき集めているが出来上がったそのチームは素人に毛が生えた程度だ。
秋に結婚しきをあげてはいけない理由もそれで察する事が出来ると思うが、せっかく長い時間かけて準備した人生一度きりの大舞台を良い季節と良い日に行いたいと設定したのは秋の大安。
だがそんな日に結婚式をあげたいと考えている人は日本中にいる。
今年でいえば10月22日(土)がその日で業界は久しぶりの繁忙期として人員を補強しているところは夏前から求人や広告を出していた。
現場はやっとみつけた素人に毛が生えただけの人物を事前に数回研修を受けさせただけで入れていく。
とりあえずその日の現場に穴を空けず撮影してあれば後でなんとか出来るし素材さえあればいかようにも出来るのだ。
そうして秋の繁忙期は過ぎていく。
秋に結婚式をあげてはいけない理由は、せっかくの晴れ舞台を素人集団の仕事で終わらされてしまうから。
そんな大切な思い出を素人に任せられるのだろうか。
「フリーのカメラマンは会場をよくわかってないから頼んじゃダメだよ」