2022-07-31

人数都合で女子側に混ぜられるのが嫌だった話

中学ときの話。

俺のいた学年が、40人のクラス男子25人、女子15人と男女比率が偏っていたゆえに起こった問題

フォークダンスで、男子のうち5人が、女子の列に入らなければならないとか。

合唱ときバランスが悪いので男子のうち何人かは女声パートを歌わなければならないとか。

他にもあったと思うが、これを身長順で決められると、俺は確実にその中に入れられてしま状態にあった。

それが嫌で嫌でたまらなくて、クラスメイトの中から逆に女子と手を繋ぎたくない奴とか、明らかに声変わりしてなくて女声パートのほうが歌いやすいと言ってる奴を見つけだしては、変わってもらうという方法回避を続けた。

いま思えばある意味相当な自己中で、他にその立場我慢してる奴の気持ちを考えずに抜け駆けしてたと言ってしまえばそれまでなんだが、なぜ俺だけがそんなにも我慢できず、女子側にされることに嫌悪感があったのか。

考えてみると一種去勢不安というか、実は男としての自信のなさの裏返しだったのではないかと思う。

そういえば当時は、二次性徴が平均より遅い自分に焦りやコンプレックスもあった。そこからちゃん男子としてカテゴライズされたいという欲求が、異常に強くなってしまったのかもしれない。

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