2021-12-22

本当に、日本製造業は諦めてソフトで食っていくべきなのか

製造業はもう日本でやるものではなく、ソフトで食っていくべきという話が度々出てくる。

自分は、それやって本当に大丈夫か?という疑問がある。

日本ソフト産業が強いのであれば別にいい。

ソフト産業市場形成されてない時代だったら、まだ考慮する可能性はあったと思う。

だが現状はローカライズくらいでしか生き残れていないし、米国企業仕様変更だったり、ルール変更だったりに振り回されている。

なによりソフトお金を払うのを一般に出来なかった。タダでは使うけど金は払われない。広告に頼ることになるが広告販売するのはソフトではなくリアル物質商品だ。

ゲームは売れているという指摘もあるだろうが、当たり外れが大きいし、しかも一部の大手だけだし、ほとんどのものは一瞬で飽きられる。そのくせ微妙な調整だったり、音楽や絵など含めた総合製品だ。


結局、ハードソフト大事だった。

そして公開するのと、非公開にするのとが米国企業はうまかったのだろう。

普通製造業だと製品市場に出して分解され解析されるが、クラウドサーバー群のハードは分解も出来ない。

公開するソフトに関しては定期的に仕様変更をして、他社へはその対応を迫り競争力を削ぐ。

  • 基本的に経営者の都合というものは利益を上げることであって、 産業の発展とか、労働者の生活を良くするとか関係ない。 ソフトもハードもなければ奴隷の売り買いを始めるだけだ。

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