体調を崩してしまい、何日かおきに精密検査をすることになった。それについてはこれを機に悪い所が無いか全部見てもらおうという気持ちなので別にいい。問題は、母親がわざわざ飛行機を使って自分のところに来ようとしていることだ。来たところで自分は体調が悪くてご飯が食べられないため外食できないし、普段はお粥で済ませているので料理を作ってもらう必要も無い。家事も自分一人分であれば時間をかけながら最低限こなすことが出来る。なにより一人暮らしのワンルーム、完全在宅勤務の部屋に誰かがいることが耐えられない。何度来訪を断っても「なんでそんな事言うの」「遠慮なんかしなくていい」と聞く耳を持たず、布団がないと言えば「ベッドに一緒に寝ればいい(シングルベッドですが…)」、仕事に集中出来ないと言えば「イヤホンをしてテレビを見て大人しくしている」と聞く耳を持たない。小さい頃、机の引き出しに大事に保管していた好きなキャラのグッズや包み紙がある日全部捨てられていたことがトラウマで、母の基準で良い、悪いが決まるのでまた同じように自分の好きなものが捨てられるのではないかという不安もある。せっかく一人になって自分の好きなようにレイアウトしてきたのに。オタクなので本棚の上にアクスタやフィギュアを飾っているが、母はオタクが嫌いなので嫌悪感を示すだろう。母が気に入らないものはそれがどういうものか母の納得のいく説明ができないと捨てられてしまうが、体調が悪い中部屋を母の気にいるように整理する時間も体力も無くて、どうして来なくていい、嫌だと言うことを積極的にやろうとするのだろうと泣けてきた。どうやっても母を止められない。過干渉ぎみな親を持つと辛い。
増田が推しのことを自分の一部と思っているように 中国が台湾を自国の一部と思っているように 母親は増田のことを自分の一部と思っているんだ にゲロ