察してちゃんの女を自分勝手だと非難する男性と接するときに、できるだけコミュニケーションが円滑になるように私も「彼ら」の話し方に近い話し方をして、要望や意見をストレートに伝えると、傷ついたという態度を取られるから疲れる。
「普通の人」は踏み込んでこないところにズカズカと踏み込んだり嫌なことを言ってきたりするのを「これはしてほしくない」「こうしたい」と言うと、全人格が否定されたみたいな顔で縋ってくる。「普通の人」は私の気持ちを察して嫌なことをしてこないのでそういうことを伝える機会がそもそも少ないし、伝えたとしても、ただその言動を私にはしないように改める、くらいの軽い受け止め方しかしない。
「彼ら」は「普通の人」のように私の気持ちを察することができないのだから、私が嫌な気持ちになることは彼らと接するための必要経費だと思っているので、「彼ら」にも、否定されたと思わずに普通に受け止めてほしい。
もしくは、逆に「その伝え方はやめてほしい」と言ってくれればもっといいコミュニケーションが取れると思うのに、それはしないでただおどおどして、怒ってる?とか聞いてきて、「嫌われたかと思った〜…」って言うだけだから、傷ついた自分をアピールすることで、私にそういうことはやめてほしいと察させようとしてるのかな…と思ってしまう
例えば複数人で話してるときに、「彼ら」が急にムッとする瞬間があったとして、後で「彼ら」と2人で話をする機会があったときに、あのときどうしてちょっと怒ってたの?って聞いてみると、「普通の人」ならちょっとしたお世辞や励ましと受け流しそうな他人の些細な発言で怒っていたりしてびっくりする。言葉の受け取り方がズレていると感じる。
その上、そう言った些細な発言に対して、相手の発言に悪気があるかどうか確認する前に嫌味で応答するので、聞いている側としては「急に怒りだした」という認識になってしまうし、「彼ら」のことも「急に怒り出す人」という認識になってしまう。男性同士のdisり合いのコミュニケーションなのかもしれないけれど…
「彼ら」と私が接するとお互いに傷ついてしまうなら、お互いに無視するのが一番楽だけれど、「彼ら」は愛を求めているし、無視したらそれはそれで「彼ら」の失敗体験として「彼ら」の人生に蓄積されて「彼ら」は傷ついてしまう。私も「彼ら」を愛しては「彼ら」にうんざりして「彼ら」を傷つけてしまう。どちらにしても不幸。