つい先日のこと、偶々近所の古墳を散策していたらポケストが少ないと思って申請しようとしたんだわ。そしたら近くにいたおじいさんから話しかけられて古墳のうんちくを話してきた。で、おじいさんもポケスト申請してるっていうので話し合わせてたら、いつの間にか歴史に興味がある人と思われていた。
そんなことねー。歴史なんて古文という単語を見るだけで嫌悪してきた人間だからね。
こっちは散歩の途中で寄っただけだしそもそもこの付近はいつもいる場所よりやや遠いからあんまり来ない。たまたまの偶然なのに何でいきなり歴史好きなのか。
おじいさん曰くな「ポケストは人類の宝」「ポケストを作るのは歴史を紡ぐなんちゃら」「ポケモンは古墳とか古代のものを見つけるのが楽しい」「ポケストが歴史的なものをたどるのはちゃんと意味がある」ってどんどん喋るわけだ。
いや違う。うちは単にポケモン捕まえたいだけでポケストがどうこうはどうでもいい。おじいさんの言葉が正しいならウチはポケモンから歴史を学んだはずなんだけど、これっぽっちもわからない。というかポケストが歴史的なものになっている理由ってなに?
そもそも近所にはもはや基準を完全に逸脱したと思われるポケストがこの1年で10個も増えている。これ審査員が完全に業者じゃね?
なんか体感で30分くらい、実時間で10分弱話されていたので電池切れを告げて帰ってきた。申請も途中だったが、まあ単なる樹木だったから審査をとおることはないだろうね。