息子が父親を監禁し暴力をふるった事件で、警察は被害者を匿名で発表、息子を父親の知人だと説明し親子とは発表しなかった。
事柄の本質にかかわる重大な事実の加工だと新聞協会は指摘している。
恐喝未遂事件の容疑者が逮捕されたときに、警察は被害女性を匿名にしたうえ、実際は30 歳代であったにもかかわらず46歳であると虚偽の発表をした。プライバシーの保護が理由であった。
新聞協会は、「匿名発表」は容易に進化すると指摘。見過ごしているうちに拡大し、やがて意図的、組織的な隠ぺい、ねつ造に発展するおそれがあると警告している。
「実名発表」は「事実の核心」であり,実名があれば「発表する側はいい加減な発表や意図的な情報操作はできなくなる」として、読者や視聴者の「知る権利」に応えるために「実名発表」が必要だと主張している。
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/118.html
それでも被害者遺族が2次被害を受けるよりはましだと思うけどね 市民が市井の事件の本質を知る必要がそもそもあるのかは疑問だし本当に知りたければ裁判記録を利用すればいいように...