2021-06-04

匿名報道を許せばたぶん警察暴走する

2004年熊本県のケース

息子が父親監禁暴力をふるった事件で、警察被害者匿名で発表、息子を父親の知人だと説明し親子とは発表しなかった。

事柄本質にかかわる重大な事実の加工だと新聞協会は指摘している。

2005年山梨県のケース

恐喝未遂事件容疑者逮捕されたときに、警察被害女性匿名にしたうえ、実際は30 歳代であったにもかかわらず46歳であると虚偽の発表をした。プライバシー保護理由であった。

新聞協会は、「匿名発表」は容易に進化すると指摘。見過ごしているうちに拡大し、やがて意図的組織的な隠ぺい、ねつ造に発展するおそれがあると警告している。

実名発表」は「事実の核心」であり,実名があれば「発表する側はいい加減な発表や意図的情報操作はできなくなる」として、読者や視聴者の「知る権利」に応えるために「実名発表」が必要だと主張している。

https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/focus/118.html

個人的風俗店従業員のケースは匿名で良いと思う。

しか原則匿名の風潮がまかり通るとたぶん我々がしっぺ返しを食らう。

なぜ先人たちは匿名報道を選んできたか思いを馳せても良いのかも。

  • それでも被害者遺族が2次被害を受けるよりはましだと思うけどね 市民が市井の事件の本質を知る必要がそもそもあるのかは疑問だし本当に知りたければ裁判記録を利用すればいいように...

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