増田のコツはバズろうとしないこと
バズろうとしない、というか、コントロバーシャルな感じの議論を見てオオッと思って飛びつかないことだ
フェミニズムとか貧困問題とか性産業とか、学歴とか弱者男性とか差別とか、そういう話に乗っかってもマジでいいことない
そもそも、ああいう話をやってる奴らは、たぶん一種のプロだ 憎しみのプロ
適当に書いているようで、じつは虐殺の文法めいた何かをあやつっていて、それに乗っけられた人々がヘイト合戦を始める そういうふうにできているらしい
自分の作った舞台の上で人間がやりあってくれたらそりゃ非常に楽しかろうし、増田はみんな同条件だから、「俺もヘイト・メーカーになりたいな!なれるはず!絶対なってやる!」と思うのは仕方ないんだが、実際なるのはかなり難しい
ああいうのはプロに任せておいて、素人はもっと素朴な生活実感を書き記すのがいい
そもそもダイアリーでウケようとするのが不純であり、基本的にはひとつトラバがついたらいいな〜くらいの気持ちでいくのがよい
ウンコみたいなトラバ、あるいはマジで「ウンコ」としか書かれてないトラバ、そういうものを見て複雑な感情になるのが増田の真髄
近所の中華料理屋の話とか、川に亀がいたとか、そういう話をしているのがよい
でも、医師の男性が9割以上結婚できてるのに、包装業の男性が4割しか結婚できてないのは事実だから
受けようと思ってバズったエントリは数しれずなんだが