最初に、フェミによる、性犯罪とかハラスメントには該当しないような欲望や行動に対する道徳的批判があったわけ。萌え絵・ポルノ批判とかマンスプ批判とかデリカシーの無さとかいろいろ。
あと、医学部入試問題のような、社会構造(勤務医の過重労働に支えられた安価で高度な医療)に起因する問題を、誰もが満足できる案が無いから男性の道徳性の問題としてスケープゴートにした。
これに対して、少なくはない男性たちが、女性の非道徳性を調べて、あげつらっているのが弱者男性論の本質。
弱者男性論で、槍玉に挙げられる女性の上方婚(下方婚忌避)や、最近下火になったけど「負の性欲」といった批判は、「婚姻相手をあてがえ」「キモカネを受け入れろ」といったことを目指しているわけじゃない。
つまり、実際に言っていることは、「お前らも我慢するか、それが嫌なら俺らに我慢を求めるな」という話。
フェミは、どうこれに回答するんだ?
「私たちはわきまえない、お前らはわきまえろ」じゃ通らないだろ。