コロナ禍のせいで、日常的にパンツが消耗する職についているため、月2ほどの頻度でAmazon(たまにヨドバシ)で、ボクサー型のパンツを注文している。もちろん、自費ではなく経費だ。
もともと、私は、パンツを履く方ではなかった。そもそも、家庭的な問題で、私はふんどししか下着というものを知らなかった。
私が、初めてパンツを履いたのは高校1年生だった。実家がある山から降りてきて、高校の寮に入り、支給されたのが白のブリーフだった。
履いた瞬間は、今でも覚えている。ふんどしの履き心地がそっと上から布を被せた感覚と表現するならば、ブリーフは全方向から包むような履き心地だった。
私はその瞬間、勃起した。
まるで、母に包まれているかのような安心感。その歴史と文明が脳内を駆け巡り、喜びに包まれた。
ボクサーパンツに手を出すのも、時間の問題であった。トランクスは好きじゃなかった。
私はこの職につき、女性ものパンティを履く決意をした。前々からはいてみたかったが、元来からの見栄っ張りな性格が災いし、わざわざ購入するまでには至らなかった。
経費で買うパンティのことなので、上司に相談したが、ジェンダー論の複雑な話で協議した後、問題ないという結論に至った。
とにかく、女性ものパンティを履いた瞬間に私は射精した。履く前から勃起していたが、流石に出すのは想定していなかったので焦った。
今はテレワーク勤務を行なっているが、女性ものパンティを履くことで日々の何気ない生活が、光り輝いて見える。本当に女性ものパンティを履くのは、おすすめである。