日本のものづくりの生産技術が失われた20年だか何だかですっかり息を潜めてしまった中、ロボットSIerという業種が跋扈しはじめている
名前こそ聞こえは良いが、大半のロボットSIerのやっていることは旧態依然な弱小メーカーのそれであると個人的に感じる
機械屋さん・電気屋さん・ソフト屋さんという分け方があればまだ良い方で、電気屋さんがソフト屋さんを兼ねていたり機械屋さんがPMを兼ねていたりする会社は技術力的にヤバいことをそろそろ自覚した方がいい
俺がとくに苛立ちを禁じ得ないのは、現地の有名大学を出た優秀なアジア人エンジニアたちをカネとユメでひっぱたいて日本にごそっと呼び寄せたものの、肝心の日本人側に使うアタマがなく、塩漬けにされているという事実だ
俺の前職では社長らの肝入りで社員数の1割強にあたる外国人材を雇用したが、彼らは一年以上も半田付けとかハーネスづくりを延々やらされていた
それも技術の基礎になると思うか?雇い入れた全員が一年以上だぞ?社内でみる光景としても異様だし、俺なら発狂するわ
彼らアジア人エンジニアはみな真面目で日本人以上に奥ゆかしく、ぱっと見笑顔で健やかに働いているように感じる
だが、彼らの一人と少し仲良くなったので「辛くない?」などと率直に聞いてみたところ、やはり事前の社長との約束とかなり違う仕事をやらされていて、現状に大きな不満があるようだった
ロボットSIerはこぞってスマートファクトリーだのDXだののたまうが、そんな甘言に騙されてはいけない、彼らのうち9割以上はそんなものを実現できる技術力なんか持ち合わせていないのだ
これ書いた増田だけど、どうやら古巣のロボットSIerが経営傾いてるようでほくほく顔を禁じ得ない PLCとかラダー図ばっかやって体系的なプログラミングはおろかPCの使い方もろくに分か...
でも無職なんですよね、分かります