2020-11-16

どこでもいいか美容整形たかった

数年前整形した。プチではない。微々たる変化しかないので親すらも気がついていない。

しかも整形箇所に特別コンプレックスがあったわけじゃない。

から自分容姿にとことん自信がなかった。ぐずでのろまなデブスだった。

ダイエットして、見た目に執着するようになってデブともブスとも言われなくなった後も

ずっと自分容姿が気に入らなかった。いつもまわりの美人を羨んでいた。

ダイエットファッションメイク髪型コミュニケーション…いろいろとブスに争ってきたけれど、

結局一番の対ブス行為美容整形なんじゃないかって気がついた。

さて何を整形しようと思った時、改めて自分の顔を見た。

よくあるのは二重手術や鼻の手術。生まれつき二重で、鼻も大きいわけでないが、いかんせんなんか全体が良くない。

頭蓋骨自体が失敗だし、配置もよくない。切り取って3ピクセルほど移動したいパーツはたくさんあった。

きっと骨を切るのがいいんだろうが、そんなお金余暇もない。

だけど早く整形しないといけない。急がなきゃ間に合わない。(何にかはわからん。でも当時は本当にそう思っていた)

そして考えた挙句とあるパーツを整形した。30万円、DT1週間。

見た目はほぼ変わらなかったがとても心が軽くなった。

「私は美容整形までしてブスに争った」という自信がついた。

あたしぃ〜ブスでぇ〜と嘆きながらウダウダしてるそんじょそこらのブスとは違う。

美容整形までしてブスに争った名誉ブスだ!みたいにブスなのに自信満々になった。

きっとルッキズムこじらせるとこんな感じになるのだろうなあ。

それから数年。いまだに美人比較して羨むことは多いが、常に心の中に

「でもベストエフォートしたブスだし」とお守りのようなものができたので幾分か心が楽だ。

他人がどれだけブスじゃない、美人だと言ってくれても、最終判断はやはり自分なので

いつまで経ってもどこまで行っても私はブス。でもブスを享受したわけではない、反ブス派のブス。

それ以来不思議と「整形しなければ」という強迫観念は消えた。

ハイフとかレーザーとか審美歯科とか管理系はやってるけど、オペ願望はない。

しかしたら、お守りを持ったことでブスな自分ありのまま受け入れられているのかもしれない。

  • 「でもベストエフォートしたブスだし」 すごい言語センスだと思う。かっこいい。 ちょっと整形してもいいかなって思えた。ありがとう。

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