2020-10-15

https://togetter.com/li/1608453

この手のに深くハマるのは努力したくない人ではなく、努力が下手な人か努力の仕方を知らない人。

一般的努力と言われるものには体力・時間・忍耐だけ試される単純な努力と、それらに加えて知性・技術・才能が必要になる複雑な努力があり、当然後者の方が難易度が高い。

複雑な努力をできる人間からしたら単純な努力しかできない人間努力が足らないように映ることもある。

しかしそれは努力をしたくないのでは無く、適切な努力の仕方を知らないか、それを理解する能力が無いだけだ。

一方で自己啓発やスピが求める努力は単純な努力に寄せてチューニングしてある。

その上、ゴールや努力評価規準ちゃんと明示してモチベーションまでお膳立てしてくれる。

特にスピ系や宗教ではゴールは即物的ものでない事が多いので努力効果判定まで曖昧になり、努力正当化自己満足世界に陥りやすい。

一見このような状態時間お金無駄にも見える。

しかしスピや自己啓発にハマっている人たちは元々それらの努力リソースを適切に使うことができなかった人たちなのだ

本人たちからしたら無為に生きるよりはよっぽど良いかもしれない。

もしそれに異を唱えるなら適切な努力方法とゴールをセットで提示するくらいはすべきだ。

それもまた別のカルトへの鞍替えにすぎないのかもしれないが...




余談だがハンター×ハンターのネテロ会長の「一日一万回 感謝の正拳突き」は一見すると単純な努力だが、その実行と成果には研き続けた技術と類稀な才能が必須であり、まぎれもなく複雑な努力だったと言えるだろう。

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