希死念慮というのか、ただの鬱っぽい時期なのかわからないけど、ただ、ある時突然うっすらと死にたいという気持ちが自分の真横に並ぶ感覚がある。
コイツが来ると仕事が全然手につかなくなって、タスク一覧見ながらぼんやりとしてしまう。それでも締め切りは来るしもともとバッファもそんなに多くは設けていないので残業することになる。完全に使えない社員になってしまう。
年度末の面談でも仕事のムラについて指摘された。通期で見れば大きな問題はないが、大きな功績もない、みたいな評価。調子がいい時の状況が続けば昇格できるのに、なんて言われているが、自分自身この、真横にいる不気味な気配への対処の仕方が分かれば苦労しない。
そいつはふとした時に真横にきて、ぴったりと俺と同じ方向を見る。俺自身の関心がそちらにあろうが、なかろうが、こちらに襲い掛かってくるようなものではなくて、ただそこに在り続ける。不快と言えるほど強い印象を持てる感情でもなく、かといってこいつがあるといろんなことが手につかなくなる。こいつが来ると分かりやすく部屋が汚れる。ゴミ出しに行くのが億劫になり、昼休みも昼寝で過ごしてしまうようなことが増える。
横になって沢山眠ればいいかと思って眠りについても、延々と眠れてしまうし、寝れば寝る程悪化するような感じさえする。眠っているときもそいつは俺の真横にいる。友達と何か話そうとスマホを見ても、誰に何を送るか決められず、結局代わり映えしない情報が流れるtwitterと、こうやって増田を見ることくらいしかできない。
コイツがいなくなるまでの期間は不定で、一日二日でいなくなることもあれば、一ヶ月以上続くこともある。いなくなるきっかけに心当たりはない。はたと気づくと居なくなっていて、急にいろんなやる気が湧く。
しゃぶれよ
あっ、しゃぶれよさんだ! つらそうな人を見ると出てくる人だ! 一般的に言ってゲスいけど、自己認識に興味ある。 自分はゲスと思ってるのかいないのか?
あるある