始業時間の5分前に到着し、定時から5分以内に帰ることを正義としている。月間の残業時間は、3時間以内に納めている。
ラッキーと奇跡が重なった月の成果を指標に、毎月それ以上の成果をあげようというのだ。
奇跡が起きた月の分析が尽くされたわけではなく、起きたことなんだから再現できるというのが根拠らしい。
そりゃ分析はしないだろう、分析したら再現できないことがわかってしまうだろうから。
あの手この手を尽くし、成果の定義までねじ曲げ、部全体で目標を追っている。
もはや成果を上げることではなく、目標数値の達成が目的になった。
この馬鹿みたいな現状や、アホな事業計画好きの人たちに当てこすりをすべく、私は今かつてないほどの残業をしている。
そもそも私が担当している業務は、他同僚と比べて格段にその成果達成が難しい。そんな都合もあり、退社は毎日最後の1人だ。
おそらくそこまでやっても、成果は達成されないし、私の評価も効率が悪い無能ということになる。
しかしそれで良い。全力で取り組んでも、絶対に成果が達成できないことを、私の人生を削って証明してみせる。
そうでなければ、この怒りや恨みのやり場を失ってしまう。
古臭い中小企業がやりそうな本末転倒な数字目標を掲げるようになったらベンチャーも終わりやな
大企業もやりまくってるんだよなあ… 実際問題、成果目標数値の妥当性を検証する第三者機関とかほしい
当てこすりじゃないっす ぜんぶぜんぶ本気っす