ただの妄想なので海外のことは知らん。自分が書くこともふざけてるという自覚くらいはあるのでフィクションだと思ってくれ。
現在の日本の年代別人口分布はかなりいびつなものになっている。
昔はきれいなピラミッド型で、子供が多く歳を取るにつれ少しづつ死んでいき、老人は少なく、その分”長く生きている”という事実自体が貴重であり持ち上げられて然るべきな時代だった。
だが今はどうだろう。老人はなかなか死なずに以前の何倍にも増え、「老人は偉い」という価値観だけそのままに、テメーは偉いと思い込んだ老人が毎年増え続けている。
数で勝っていた若者も段々とその数を減らし、また以前なら接触機会の少なかった老人の相手をしなければならない場面が増え、必然的に老人の言うことを聞かなければならなくなってきた。
やつは若年層には大きなダメージを与えない。
医療が発達しすぎた。
これはまったくもって自然ではない。