アメリカでのBLM運動を見て、あの人たちは「きちんとした教育を受けてない、財産も収入も全く支持してるリベラル白人違う」とわかってつらい。もてはやしてるリベラルや白人は教育を受けているが、彼らは残念ながらきちんとした教育を受けていない。肌の色の違いが教育を受ける機会に社会的階層として固定化されている。これは別におかしなことではない。格差は資本主義では固定化するという当たり前のことが当たり前に起きているだけだ。被差別が貧困層として固定化するのはよくあることだ。
なのになんでポリコレが、ブラック企業だのブラックリストだの、「悪い言葉のイメージに黒を使わないようにしよう」とか完全に上辺だけ取り繕って、黒人の押し付けられてる格差と社会的地位の是正をやらないの? 暴れて怒っている人たちの不遇を、警官が黒人を見ると犯罪と結びつける社会的な格差を全く是正するつもりはなく、ただ言葉遊びをしてるの、本当に「自分のことは自分でやれ。国が福祉を強化すると共産主義になる」って悪きアメリカの世界観では受けるんだろうな。白人も黒人も、同じ福祉にアクセスできない限り、差別なんてなくならないよ。こと、福祉に関して言えばアメリカは断言していいが後進国だ。ごくわずかな優遇措置を大袈裟に宣伝するが、無意味なパフォーマンスであり、貧富の拡大を是正するつもりは全くない。
反トランプのBLM支持者が、いざ自分の財産にBLMが近づくと銃を構えて追い払おうとする。要するに反差別というが、自分たちの財産が減るのは嫌だというわけだ。
そういう人たちにとっては、財産を分け与えるよりも「言葉遊び」でブラックはダメ」という方が楽なんだろう。ただ、それで差別がなくなるとは全く思えないが。