2020-07-23

数学日本語を書くのが許せない

ふと思い出したので思い出話。

子供というのは思い込み無駄なこだわりが強いもので、

私が中学生の頃、算数から数学への移行で、解答用紙に日本語を書くことが許せなかったのよね。

私にとって算数は「できるだけ途中式を書くのを省略して素早く答えを出す科目」だった。算数スピードが命だと思っていた。

それを崩された最初連立方程式だったと思う。

今解答例をググったのだが、

3x-y=2 …①

x+y=6 …②

①と②を加えると,

4x=8

x=2

x=2を②に代入すると,

2+y=6

y=4

 答. x=2, y=4

のような形式で書く必要があった。

当時の私は「数学の解答用紙には数字記号以外は書いてはいけない」と思い込んでいたから、解答例に日本語が出てきて本当にびっくりしたのよね。

それで当時の私は「省略しても私が正解できるならできるだけ省略すべき」なのだと思い込んでいたので、「x=2を②に代入すると」なんてわざわざそんな日本語を書かなくても私にはわかりきっているのだから省略したくて、正直①②の記号や罫線も省略して分かるくらい問題が単純だったのもあり、省略したのだが、先生にめちゃくちゃ怒られて、嫌々書くようにした。いや、正確に言えばテストにはしぶしぶ書いていたが自分で解くときは省略していたような気がする。

今思えばきちんと書くべきだったなと思う。

私が本心から数学の解答用紙に日本語を書くことを納得したのは大学受験の頃になってからである

問題が複雑になってきて丁寧に書かないと自分理解できなくなってきたのもある。

さら問題の半分が証明問題から証明というくらいだから答えだけ合っていてもダメで、つまり数学というのは採点者にわかるように説明する義務のある教科なのだな、とここでようやく認識した。

それでも証明問題でない問題結構適当形式で回答していたような気がする。だから理解が足りなくて点数伸びなかったのかな。

オチはない。

他にも「理屈は分かるが感情で納得できない」という理由で反発した箇所とか結構あったような気がする。

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