母とは元々不仲だった。宗教にハマってからは「娘嫌い」を正当化し始めた。なぜなら自分は創造主と共にあるからである。だから、自分の考えはなにもかも正しいのだ。
そんな私とは対照的に、「前世で夫婦であった」弟はいつだって愛されていた。
中学生くらいになるとそんな母のことを"普通じゃない人"なのだと気付いた。
それでもいつかは歩み寄れるかもしれないと期待していた時期もあったが、高校生になる頃には無駄だと知って諦めた。
私はなるべく家庭とは距離を置こう、成人して自立できるようになったら早くこの家から出ていこうと決めた。
物心ついて以来のほとんどの時間が憎しみや苦しさでいっぱいになっていることが、悔しくてたまらなかった。
距離を置き始めて数年経つと、それまでの母とは人が変わったかのように雑談を持ちかけてくることが増えた。
私のことを「嫌い」と言っていた母はもうそこにはおらず、「普通のお母さん」のようだった。
一生憎しみを抱えて時々辛かったことがフラッシュバックして吐き気も動悸も涙も止まらなくて、こうして生きていかなきゃいけないんだと思い続けていたのに、どうしたらいいのか分からなくなった。
「それでも家族なんだから」という言葉をたくさんかけられてきた。
うんち
許さないで表面上つきあうとか、 許せないと思っていることを母に伝えるとかできないものか
許すの定義による。 許す=まるで何もなかったかのようにノーガードで相手に接する なら許さない方がいい。また同じことを繰り返す。そこは自分で見つけた対処法を実行してるだけ...