■anond:20200526122952

単純に主語をでかくして書くが、

（自分は男／女だけどこれに当てはまらない！とかいうクソリプはいらん）

男は女性差別なんか他人事だから興味ないけど

美人には目を引かれるし、その美人が生意気な事言ってるのを見ると嗜虐欲で叩きたくなるしで

「モノ申す美人」にはやたら関心がある。

だから「モノ申す美人」には興味津々だけど彼女が何を言っているかは（ただ叩く為にあら捜しをする事には興味はあるが）根本的には興味がない。

女は元々女性差別には敏感だし実際に差別された経験もある人が多いので

「女性が差別されている話」を聞けば興味を持つ。

でもそれを誰が言っているかにはさほど興味はない。別にそれが美人かブスかにも興味はない。

なので、例えば「kutoo」運動に関して言うと、

男はそれを最初に言い出した石川氏という美人に興味を持ち、更に彼女を叩く事に嗜虐的な快楽を見出すが

実際にヒールの靴を強制されている女性の苦痛に対しては興味がない。

女はそれを最初に言い出した人には興味がなく、「ヒールの靴を強制されるのは苦痛である」と言う主張に興味を持ち共感する。

なので男は「kutoo＝頭悪い美人が生意気な事言って袋叩きに合って笑い物になっている話」と認識するし、

女は「kutoo＝ヒールの靴を強制されるのは苦痛である、と言う女性差別が話題になって、実際に多くの企業の規定が変わって世の中良くなった話」

と認識するのでズレが生じる。

まあ、ズレた所で実際にヒールの靴を強制するのは悪と言う認識が広がったという結果は変わらないんだけど。

「フェミ活動は特定の女が牽引している」ってのも男の史観なんだよね。

女の殆どは「それを誰が言っているか」には興味がない。

ただその主張に多くの女が同意し共感できれば広まるし、広まれば最初に言い出したのが誰かだなんて関係なくなっていく。

「最初に誰が言い出したのかが最重要」って考えるのは、主張そのものに関心がない層だけ。

Permalink | 記事への反応(1) | 12:48

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