2020-05-11

自慰行為と私

から自分意見を言うのが苦手だった。

喧嘩が苦手で、こまったことがあっても、いつもニコニコしてしまい、怒るなんてもってのほか

からそんなときは、自慰行為をする。

初めては、幼稚園の時だった。

その時はよくわからなかったけれど、小学校に入ってもう一回して、すごく気持ちいいと思った。

あらゆるところで、した。スカート越しに性器を指で触った。でも、どういう行為なんかは分かっていなかった。

図書館で姉の授業が終わるのを待っているとき、一人だった。

誰もいなかったので、いつものようにした。

ドンドン!窓が鳴っているのを見ると、担任先生が私をじっと見ていて、首を振っていた。

次の日、授業が終わったら呼び出された。

若い女先生で、なんでそんなことしてたの、将来困るから、癖になるから今のうちにやめておくように、と色々言われたが、私はなぜか分からないけれど、したら駄目なことなんだと思った。

でも、みんなはしていそうにない。これは私が発見した行為なのでは??

その時伝記ものを読み漁っていた私は、将来伝記ものに載ったりするかもー、とか気楽に考えていた。

結果、駄目なことと思いつつも気持ちよくてやめられず、罪悪感をもちながらより一層ふけるようになった。

そのたびに担任発見されて呼び出されていた。

癖になって…という私を担任は困った顔でいつも見ていた。

小4のとき担任若い男の人に結婚して仕事をやめた。

泣きながらこれね、旦那と浜辺で拾ったの、と言ってクラス全員に貝がらを渡してやめていった。

ピンク色できれいで、一生大事にしようと思った。

中学生に上がっても自慰行為がどういうものか分かっておらず、高校オナニーという単語を初めて知って、

女の人もオナニーするんだということを知った。

家族かには聞けないけれど、普通の事だと知り、それから私は罪悪感を持つこともなく、

ストレスが溜まったとき自慰行為に走るようになった。




あの貝がらはどこかにいってしまった。

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