当然コルピクラーニだよな!
というのは不動の前提知識として、にわかに注目されているらしいのが、バンドリ!に最近加わった、Morfonicaとかいうバンド。
えー、女性声優でヴァイオリン弾ける子なんていたっけ?と思っていたら、例によって「逆に考えるんだ、ヴァイオリニストが声優やってもいいさと考えるんだ」ときやがった。
だからお芝居は百歩譲ってノーコメントだけど、個人的にこの人の弾き方も音も、あんまり好きじゃないんだよなあ。
とびっきりのトッププロはともかく、そうじゃない多くの日本人ヴァイオリニストにありがちな「小手先の奏法から始まり、百万回さらって成功した人」というか。
それだけ「作り物を極めた」努力は本当に凄いけど、同時にそれは死屍累々の道であり、何より音楽の原点である歌からかけ離れたアプローチと言う意味でも真似すべきじゃないと思う。
そういうのにリスナーも敏感なのか、ポルノグラフィティの名曲、メリッサのカバーは相当否定的な評価みたいだし。
まあでも、ヴァイオリンが印象的なアニメ系の楽曲は色々あるし(微妙に古い例ばかりで申し訳ないがこれとかこれとかこれとか)、どうカバーされるかは期待しておこうと思う。
これも「生暖かい目で見守る」ということになるか。