2020-01-19

パパ活今日も酒がうまい

パパ活は俺たちの光である

非モテという単語を皆さん覚えているだろうか?

もはや死語になったあれだ。

我々は非モテであった。

小学校中学高校大学、そして社会人彼女を作らない容姿的敗北者。

俺たちはモテたかった、素晴らしい人生を歩みたかった。

中学ではバレンタインの日にチョコがどこかに隠されていないかとそわそわし、高校では何かの間違いで告白されないかと願った。

だが世界残酷であり、陰気で不細工な男に人権はない。

しかイケメンと違い、我々は勉強に打ち込める。

結果、不況もなんのその、年収千万をザラに超える、青春時代に闇を抱えた人間たちが出来上がった。

私のかつての非モテ仲間たちは大抵パパ活に精を出している。

あぁ、我々が望んだアニメのような学園生活よ。

そしてそんなものとは対照的な己の醜さよ。

もはややっていることは同人誌のブ男にも劣る。

しかし、私は彼らを非難する気になれない。

彼らの容姿にかけられた、あるいは恋愛至上主義という呪いが新たな呪いを生んでいるのだ。

イケメンの君、君の清楚な彼女パパ活をしているよ。

君に抱かれる横で醜い豚にやられているよ。

ざまあないな。

すかっとする。

胸が空く思いだ。

まれとき容姿がこんな呪いを生み、世界は爛れ落ちる。おっさん馬鹿にする君よ、君は正しい。美しい。

しかし君たちが綺麗な方便いくら使おうとこの生まれの苦しみは解けない。

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