2019-08-03

この世界の片隅に」を見ると胸が苦しくなる

内容については語らない。

からこうの史代先生ファンで、「街角花だより」はバイブルだし、「長い道」は100回ぐらい読んで道さんみたいな女性結婚するものだと信じてたし(作中の夫は無職ダメ夫だけど)、「さんさん録」のさんさんとおつうさんみたいな夫婦になるものだと思ってたし(早くに奥さんに先立たれるのはかんべんだけど)、mixiこうの史代コミュ巡回して情報仕入れたり作品解釈に花を咲かせたりしたし、「夕凪の街桜の国」サーガバイブルその2だし、「この世界の片隅に」は連載開始からずっと追い掛けてて(漫画アクションって買うのも人前で読むのも恥かしいんだこれが)、単行本が出たら100回ぐらい読んだし。こっこさんもぴっぴら帳も大好きだ。

でも映画化の話は何故か情報が遅かったんだ。仕事が忙しくて周りが見えてなかったときだったか。気がついたらクラウドファンディング募集が終わっていた。

映画館で見た映画は、原作ファンとして、ひとつひとつのシーンすべてに感動した。全く非の打ち所がなかった。でもエンドロールクラウドファンディング出資した人の名前が流れたとき、そこに自分名前がないことに胸が焼ける思いであった。なぜ自分名前がないのだ。

映画この世界の片隅に」を見ると、そんな理由で胸が苦しくなる。でもあのシーン、このシーンが見たいから見てしまうのだ。

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