片足上げて30カウントするとめんどくささが消えるっていう記事がおもしろかった。
それの俺バージョンがある。
指を折り曲げる運動。
主に、一切の気力がなく横になった状態から動けないでいるとき、とりあえず起きて動けるところまで持っていくために使う。
手順。
親指から小指まで順番に曲げる。
手がグーの形になったら今度は小指から親指の順で開いていく。そんだけ。
脳内の「しなければならないこと」リストを一度全部きれいに忘れて、それだけできれば後はなんもしなくてもOKとリストを書き換える。
とにかく指の動きにだけ集中する。動きがシームレスになるまで続ける。
最初は片手だけ。勢いがついたら両手。
両手の指を動かすことからめんどくささが消えたら、次に手首を動かす。ぐるぐる適当に回す。スナップを効かせる。
手首の運動にも慣れたら今度は腕。適当にぐるぐる動かす。肩甲骨を巻き込んでいく。
腕の次は肩。ここまで動かせるようになったら、体を動かすアクションへのハードルがまあまあ下がっているので、勢いにまかせて上体を起こす。
上体を起こせたら、起こした体全体を揺さぶるようなイメージで動かしていく。気分はパリピ。
後は二本足で立つだけ!
以上。
立った後のことは考えない。きれいに消し去ったTodoリストをCtrl+ZしたのちShift+Deleteで根絶やしにしてもいい。しなくてもいい。生きてるだけでえらい!
いかに強迫的義務感にとらわれず過ごすかを意識しているが、それを意識しすぎる義務感にかられている気がしてきてやばい。
最近は、横たわって動きたくない状態のとき以外にも、なんか最初のアクションがめんどくせーと思ったとき、予備動作的ノリで指の運動をやっている。
作業行程を料理に見立てて、まず○○を用意します…などと虚空に向かって喋る。
全行程を、自分という視聴者に向けて実際の動きを見せながら説明していくイメージ。
おわり。