■日本はスイスを目指したらどうか

人口が減っていく中、どうやって日本の競争力を維持するのかを考えると、スイスが手本となるのではないだろうか。

人口842万人で面積は九州くらい、山がちな地形で使用できる土地に制限がかかる。

にも関わらずイノベーションランキングで上位に入っている。

連邦制をとっており、各州の自治権が強い。

1. 教育にGDPの4.5%を割り当ている。（日本は2.9%)
2. 職業訓練制度があり、訓練を3,4年受けるが、一般企業で週3,4日実習、残りを職業訓練校で学ぶ。（途中、職業訓練大学への編入も選べる）
3. 大企業幹部に職業訓練卒業生も含まれる。
4. 連邦大学のアウトプットの一つが中小企業への技術移管
5. 連邦大学には海外の優秀な人材をインセンティブを払って呼び寄せ、自国の高学歴層をキャッチアップさせ、グローバルで負けないようにする（明治時代の日本と同じ）
6. 州の自治が強いため、活動が身近。ボトムアップ型。（トップダウンや黒船依存ではない）
7. 5つの州のイノベーションパーク

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