横幅3人分程度の歩道を想像して欲しい。 左側に沿って歩いていると正面から一人、自分から見て中央やや左側の中途半端な位置を歩いてくる。
相手を避けるには、自分が大きく右側へ迂回しなければならない。 そういう位置だ。
相手は前を見ておらずこちらに気付いてないので仕方なく大きく避けるが、相手はこちらが避けてやったことに気付いてすらいない。
こんな些細なストレスが積もり、最近は基本的に端を歩き、避ける気がない相手はこちらも避けず意図的にぶつかるようになった。
すると見える。 真正面から歩いてくる人にすら気付かない視野が狭すぎる人、中途半端な位置を歩きながら避ける気がない人。 でも百歩譲ってまだ許せる。
ただ先日出会ってしまった。 2人幅しかない歩道を二人横並びで歩き、会話に夢中で真正面から歩いてくる私に気付かない。
必然的にぶつかった。 私には避けるスペース自体がそもそもないので諦めて避ける気ゼロで強くぶつかった。
するとなんだ「何をするんだ」「前見て歩け」「こっちが女だからってわざとぶつかりにきたな」「痴漢だ」と30代風に見える女性が突っかかってくる。
言葉が通じる相手とは思えないので無視していると去っていった。
これは一例、ただこれを読んだ人は歩道は自分以外も歩くので周りを見て考えて歩くという当たり前が出来ているか一度見直して欲しい。
人と交差する時にお互いの位置関係を把握出来ているか? 横へ移動する時に後方を確認しているか? 地面や景色、スマホを見る前に周囲の状況は把握できているか? 多数の歩行者が避ける必要のある位置で立ち止まっていないか?
公共の場なのだから頭を使って考えて行動しよう、ヒト科なら知能があるのだから。
「この人は白杖を持って歩いた方が良い」と思う人を一日に十人は見かける。