増 「外国人の方の口座を作りたいのですが。」
郵 「外国人ですか」
チラッと外国人を見て、
郵 「 あははっ 」
(なんで笑うんだよ?わけわかめ。)
腹は立ったけどここで揉めててもしょうがないので、怒鳴りそうになったのはぐっと堪えた。
3人まとめて処理を進めてくれと言ったら、1人ずつしかできないと。
郵 「一人2~30分掛かりますから、3人ですと2時間かそれ以上掛かります。」
増 「はぁ?」
増 「この人達は漢字で住所なんて書けないから、私が代筆でも可能ですか?」
増 「それともローマ字で書かせるなら、私が見本を書きますから紙とペンを貸してください。」
(もう少し丁寧に書けねーのかよ。)
...
この後も郵便局員の指示と俺のフォローの中、外国人による書類への記入が続く。
増 「あっ、No、No、No、Write your name here。」
増 「この人達にサインって言うと、読めないぐじゃぐじゃのサインを書かれるので、サインとは言わないでください。」
郵 「あっ、そういうことですか。」
文句つけたいことは山ほど有ったが、ぐっと堪えて1時間ちょっとで3人分を終了。
ところがだ、会社に戻って1時間ほどしたら電話が掛かってきた。
郵 「1人分間違えたので、本人を連れてもう一度来てください。」
(ばかー、この役立たずがぁー)
マーカーまで使って確認してたよね?
結局、1人分は何を修正したのか分からなかったが、違う通帳を渡された。
増 「えっ、口座番号変わったの?」
郵 「はい........」