2019-03-11

この衝動がなんなのかわからないままこの文を書いている。もしかたらこの文も投稿してから30秒後には嘘になるのかもしれない。それでも私は出力しないといけない。そうでもしないといい加減一人で抱えるにはあまりにも重すぎるのだ。

恋をしているのかもしれない。

かもしれないというのは、あまりにも今まで深い関わりを持ったことがないせいでいまいち確信を持てないからだ。まあ、これでも今までよりははっきり言えるようにはなったとは思う。

今まで他人にあまり執着しなかったというか、自分他人を寄せられるほどの価値そもそもないと思っていたのか、友人関係を持っていた人間だんだんフェードアウトしていっても仕方がないとあっさり認められた。手放すことが出来た。

それなのに今はただ一人の、顔どころか声すら知らないような人間を、失うのが怖いと思っている。

心が離れていくことだけじゃない。世の中は程々に物騒で、忘れた頃に交通事故だの通り魔だの、本人すらも予期しないような要因で消えてゆく人がいる。

どんなに周りの人間が仕方がないと言うような要因でも、私は流せないと思う。三日三晩枯れるほど泣いた果てに勝手心中気分で死ぬだろうとさえ思う。

どうしてあなたの近くに私がいなかったのだろう。拠点が近ければ、毎日毎日生存確認するために何回もインターネットの住居をストーカーのように訪れずに済んだのだ。だってそんなことをしなくても姿を見られるでしょう。

あなたはいつも自信がなさそうにしている。気持ちはわかる。私だってそうだ。あなたはこんな人間に溢れるほどの優しさをくれたのに、未だに自分を良いものだと思えないでいる。

それでも、あなたは私をここまで揺り動かした唯一無二の人だから、どうかなりたいものややりたいことを諦めないで、幸せでいて欲しいと思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん