どれくらい変わってるかというと、
●1発で私の名前を読めた人は今までゼロ(漢字2文字でどちらも小学校で習う、その読み方も小学校で習う一般的なものを使用し、ぶった切りもない)
●四半世紀生きてきて同じ名前の人に会ったことがない(漢字は違うが読み方が同じ人は、知り合いの知り合いが新聞の「赤ちゃん紹介コーナー」で見たらしい)
私はこの名前が好きだ。それはたぶん、私が幼い頃、周りの大人がみんな褒めてくれたから。
小学校では友達によく「私のママが増田ちゃんの名前褒めてたよーかわいいねって」と言われた。新学期、担任の先生は必ず私の名前を間違えて読む、するとクラスメイトがだいたい笑うのだが、どの先生もみんな「え?ほんとは増田ちゃんって読むの?そっか!そう読めるね!すごいね!お父さんが考えたの?」なんて褒めてくれた。周りの大人が褒めてくれるので、からかうクラスメイトもほとんどいなかったし、いても別に気にならなかった。
それどころか、みんなを苗字で呼ぶ先生も私のことは名前で呼んでくれるので(たぶん名前にインパクトがあるから、普通の苗字より咄嗟に口から出やすい)ちょっとした優越感があった。
周りの大人が私の名前をキラキラネームなんて言ってたら私は私の名前を嫌いになっていただろう。からかうクラスメイトも、増えただろうし、それに傷ついていただろう。だいたい人の名前を馬鹿にすることの卑しさをもっと理解した方が良い。