■リベラル系のメディアに勤めているんだが。なんだか違和感を感じる。

題名どおり。リベラル系の主張をするメディアにいる。(LGBTなどに関する報道に力を入れている)

ただ、最近なんだか違和感を感じる。「ポリコレ批判」的なものと同質的なのかもしれないが、

自分たちのやっている事はただ対立を広げているだけじゃないのかって。入社する前はそんなことを考えもしなかった。自分の考えが浅かったのかもしれない。

マイノリティを掬い上げることによって生じてしまうマイノリティに、自明的でない人が多すぎる気がする。

そのマイノリティを掬い上げることによって、対立が起きている現実になぜ目を向けないのだろう。

他の人たちはそのあたりをどのように考えているのだろうか。仕方がないと割り切っているのだろうか。

また、ショックだったのが、ある記者会見でおじさんが多かったのを引き合いに「おじさんばっかりで汚い」と女性社員が言っていたこと。

それは、自分たちが問題だと訴えているLGBTや障がい者などマイノリティの人々への非難とどう違うのだろう。

「おじさん＝汚い」というのと「LGBT＝きもい」というのと。この２つの違いが自分にはよくわからない。

いや、「おじさんが汚い」と主張することは別によい。それはそれで一つの主張なのかもしれない。

けれど、そこと自分たちのしていることの整合性が取れていないことに大きな違和感を感じる。

ただ、LGBTの権利保護というのはポーズでやっているのでは？という気もしてきた。

某メディアは「さよならおっさん」っていう広告で炎上したが、どこのメディアにもこうした事はある。

「リベラル系だから」と期待した自分が良くなかったのかもしれない。

いや、自分がまだこの会社に馴染んでいないこともあるのかもしれないが。

Permalink | 記事への反応(8) | 18:26

ツイートシェア