人文系は研究対象として地理的にローカルかつ繰り返しはあるかもしれないけど一過性の現象を主に扱う以上、
研究内容自体がごくごく限られた人にしか興味を与えずほとんどは歴史的資料の価値すらなく消え去っていくものが大半だと思う。
ここが人文系が宇宙共通の普遍的真理を研究対象とする積み上げ塗り替え式の自然科学や数学と大きく違う点だけど、
国際的な基準による客観的な研究評価が難しいとなると、目的と効果について国民に対する明確な説明責任が求められる、
科研費などの税金ベースの競争的研究資金の枠組みに組み込んでいいものなのかは正直疑問なところではある。
政府(主に財務省)が文系学部の縮小の方向に動いているのも、こういうこういう見方をされている側面が強いんじゃないだろうか。
しがない人文系研究者だが、被引用数ってどうやって数えりゃいいの? 以前、英語論文をネットの片隅に載せたんだよね。査読つきのやつ。そうしたら外国の人から引用された。1回は...
人文系にはcitation indexはないの? 一定の信頼性が担保されているcitation indexがないとすると、少なくとも業績を客観評価する取り組みは文化的に重視されてないんだろうね。
citation indexってなんや……ってググって初めて知ったレベルです。文系研究者そういうの知らんと思うがひょっとすると知らないのは俺だけで俺の周りの人は知ってるのかな。 ただこの...
人文系は研究対象として地理的にローカルかつ繰り返しはあるかもしれないけど一過性の現象を主に扱う以上、 研究内容自体がごくごく限られた人にしか興味を与えずほとんどは歴史的...
人文系は研究対象として地理的にローカルかつ繰り返しはあるかもしれないけど一過性の現象を主に扱う以上、 研究内容自体がごくごく限られた人にしか興味を与えずほとんどは歴...
増田が挙げてるのは応用性と資料的価値があるな。 ただそうでなくても、そもそもわたしは人文系は時間的・空間的にローカルな現象を扱うマイナーな学問だから無価値だと言ってるの...
生態学とか生物学のしきたりは知らんが、 超新星爆発とか一過性の極みだよな。個々の超新星は一度しか爆発しないもんな。天文学もいらねえな。 はいくらなんでも、個々の学問分野...
社会学って歴史学とかと比べて理論を志向する傾向の強い学問だと思うんだが、それを捕まえてローカル志向で一過性の出来事とか言っちゃったらニッポンバラタナゴも超新星爆発もロ...
学問は、ヒョウカガー、セイカガー、と言うところから発したわけではないし、学問というより政治として捉えられるべきだな。 端から見ると、理系研究者が、透明性のある評価シス...
学問に対する競争原理を強化したのは財務省と文科省だけど、 確かに客観的評価の重視というのはそれに対処する理系研究者の自衛のためのマインドセットかもしれない。 ただし、自然...
うん、研究者の競争が、政治によって煽られているのは間違いない。 あと、人文系へのその批判は、妥当な部分が多分にあると思う。上流階級のサロンかここは?みたいな。 大学で...
今のシンプルな対立は、文系が大学の中で力を失った後、理系研究者の間の競争を更に煽るのに使われると予想できるし 理系の中にも本当に何の役にも立たなくて同業者からも蔑まれ...
うん、その通りだな。改善しよう。
残念ながら出版することは誰でもできるんだ、金さえあれば。 論文の内容の正しさはどうやって保証されてるの? 出版すること自体が業績になるなら、金持ちが妄言を論文だって言って...
残念ながら出版することは誰でもできるんだ、金さえあれば。 論文の内容の正しさはどうやって保証されてるの? 出版すること自体が業績になるなら、金持ちが妄言を論文だって...
社会学者バッシングされてイライラしてるんだろうけど 匿名じゃ説得力ないな
気持ち的にはよくわかるものの、社会学は土足で踏み込むことを続けてきた学問というのがねぇ。
読みにくい文だなあ 結局結論としては質は出版社、編集者頼みであとは顔馴染みが書いたかそうでないかで判断ってこと? 追試とかはしないの? 出版イコール実績なら、何冊も出版し...
こういうときだけ出版社の編集者の質ガーとか言うバカ何なんだろ クソ取次・ゴミ小売書籍店は死ね!amazonマンセー!の結果がこれだろが
結局第三者機関が機能(あるいは存在)しているのか? と言う話から逃げてるとしか思えない。 身内で注意しあったり褒めあっても意味無いんだよ。
俺たちキモオタにとってはフランスアメリカイギリスあたりは自国語でやっていても世界水準なわけ。日本語でやっていても世界水準じゃない。これが俺たちキモオタのお気持ち。
追記でも肝心な事には答えずはぐらかすのはなんなの リケイガーしか書いてない
文字数足りないからこっちに。 自分で読んで判断しましょうよ……理系だって、査読を通ったんだから正しいに違いない! なんて思わず、批判的検討するっしょ? それともそうい...
なんか新人は大変そうだなって。 年いったら年功序列が良くて若い頃は成果主義がいい、でも自分の業界では年功序列の会社ばっかり、みたいに思わないのかな。 私がその増田で話...
院生時代に査読つきも含めて論文を何本か出す→博士号取得→前後して博論を元にした著書を書く あ、そうなんですね。 それなら大きな疑問はないです。 著者名でバイアスかかるの...
紀要の無審査論文って、Ciniiで適当に検索するとよく出てきて、 しかもだいたいオープンアクセスだから、 学部学生がレポートの参考文献に適当に持ってくるためによく使われてるって...
文系の翻訳に対する感覚の話、ブコメにちょっと反応してみる。 何が書いてあるか、誰が書いているか、の違いか|文学作品ならそら後者やろうけど、技術書や理論論文で後者重視し...
このへん、文学研究と経済学研究とのあいだの感覚の違いだよねえ。 文学研究、というか人文系のあいだには 翻訳は原典ではない(「翻訳の研究」をするような場合を除く) 作品の...
単に仕事のスピードだけではなく経済学の専門的な知識を有しているかどうかも考慮した人選でしょ フランス語で書かれた専門書を翻訳する際に当該分野の専門知識を有する人間に英語...
フランス語で書かれた専門書を翻訳する際に当該分野の専門知識を有する人間に英語からの重訳をさせるよりも 当該分野は素人でもフランス語の翻訳家に原書を訳させる方が適切な...
やっぱ人文って経済学とくらべておままごとなんやなって
山形の重訳の問題点は指摘できないけど、とにかくワシのムラでは掟破りなんじゃ!だからムカついたんじゃ!とかいうしょうもない結論になってて呆れた
だいたいどうせ自分のお仲間がやる分には何重訳でも許容しちゃうの目に見えちゃってんだもんなあ
結局ムラの利権かよ…
そんなに人文学者が信用できないのか…。 決して、自分達の仲間に適用する基準と論敵に適用する基準を変えることはないよ。 知的産業に従事する者の、最低限の矜持というものがある...
その相場感や人文系の感覚というのは粗悪な翻訳が行われることに対する懸念に由来するものだろうが しかし人選を批判する北村も翻訳の内容に対する具体的な批判はできておらず、山...
その相場感や人文系の感覚というのは粗悪な翻訳が行われることに対する懸念に由来するものだろうが もちろんそれもあるけど、質じゃなくて規範の問題なんだよね。マトモな研究や...
つまり人文村の独自ルールを外の人間に押し付けてくるヤバイ人間ってコト!?
「重訳だけど正確な訳だし……」っていうのは、「査読されてないけど面白い論文だし……」って言われてるみたいな感じ。 「正確」と「面白い」を同質の評価とするのはヤバすぎで...
人文知は社会科学や自然科学に優越するから、結局今回の案件では出版社も素直に人文学の先生の苦言を受け止めて方針転換した方がよさそう。 Phってなんで哲学がついてるのか改めて...
「○○先生がー」とか権威主義者ってそういうの大好きだな
原則論がどこまで適用可能なのか考えもせずにいう間抜けってたまに見かけるよな
結局、21世紀の資本を文学として読むか技術書として読むかの違いなのだろうね。 文学として読むなら、原著にあたりながら細かなニュアンスまで可能な限り訳すべきとなるから、重訳...
ちなみにその主張は典型的な文学至上主義としてここしばらく(といっても10年以上)Translation Studiesではそれなりに問題視されていたりする。
無駄に山形氏の知名度があって出版業界が彼に依頼して市場独占してるって理解で合ってる?
逆の話。Translationを文学メインのものとして考えてる、ってこと。 原典であるかどうかは本来研究者の研究に対する振るまいの話であって、翻訳がどういう投影なのかを含めての領域に...
解説あり 確かにテクニカルライティングと言うように翻訳も分かれるわな
翻訳研究の方ではそうなってるのね。それは知らなかった。ただ、 特にTargetが複数言語であるとき、権利者のAgentはAuthorizedなTranslatedなBase Textを指定したりして、Relay Translationをむしろ...
そもそも、ピケティの本はフランス語版が「原書」なのかね。 経済学者なら、普通は英語版の方に力を入れて書くと思うんだよな。 仮に本人以外の英訳担当者がいたとしてもそれは英語...
ピケティ、まずはフランスの知識人だから、そりゃフランス語が原書でしょ。フランスの知識人は著書をフランス語で書くことが多いよ。思想とかそういう分野ではフランス語はまだ全...
今回のような学術書の場合はフランス語に堪能で且つ経済学に明るい人でないと、すごく問題がある訳になってしまう可能性がある。フランス語と日本語の対応しては完全に正しくても...
山形浩生は多くの重要な経済学系書籍の翻訳実績があるから、トータルで見ても山形浩生が適任だったということだろ。 文句付けてるのは経済学素人の奴ばかりで、経済学専門の人ほど...
この程度のことを知らないで首を突っ込んでいるのがいるんだろうかと思うが、ついたトラバをみるともしかするとそういうこともあるんだろうな。
わかる、オレも山形氏を初めて知ったのはクルーグマン教授の流動性の罠の翻訳だったからな。 あれが日本の停滞を見事に説明していて、それにいち早く目を付けて翻訳した山形氏の有...
>文系が大事にしているのは「文章それ自体」であって、文章それ自体を忠実に原語から訳すことが重要である、というのが文系の考え方。 いや正にそれが文脈を読むということであり...
文章それ自体が重要なら、人間と区別のつかない精度のAIと人間が文を書いたとして、AIの側が人間と同等の評価をされないとおかしいけど、現実はそうなってないよね
いまでもタンパク質の構造解析とか計算機が弾き出したのを論文にしたりしてるからね 自然科学を言語で記述するとき、語られる物理世界の現象および法則のイデアは物理空間にあるの...
まあ著書が論文と同等に実績と評価される分野ではそうなんでしょうねとしか で、この論文が形式上査読なしであることに特段の問題はないですよね。だって研究結果が間違ってるわ...
改訳を出せるわけでも誤訳の指摘ができるわけでもない人の 僕が私が考える理想の翻訳論に付き合ってあげるほど著者も訳者も出版社も読者も暇ではないという感想しかない
「何をするにあたって」原典にあたるという当然の事を重要視するか、って話ではあるよね これメチャクチャ思いました。過去の査読云々の論争を思い出しちゃいましたよ( anond:2018100...
数学で公理を使用する場合、まず原典の論文を読むこと!